日本人が愛してやまない海外旅行先といえば、ハワイ。そんなハワイの魅力をあげたらキリがありませんが、やっぱりグルメは外せません。
そんなハワイにも、実は日本と同じように万能調味料が存在することをご存じでしょうか? さまざまなハワイ料理を簡単に作れるなんて、ハワイ好きにとっては夢のようですが、実はハワイに行かなくても日本の『KALDI』で買うことができるんです!
こちらでは、ハワイ好きでありカルディマニアでもある筆者がぜひおすすめしたい、ハワイの「万能調味料」3選をご紹介しましょう。
ほとんどの日本人が知らない!? 日本人が作った全米NO.1ソース「ヨシダソース」とは?

全米NO.1ソースとして、ハワイに限らずアメリカ全土で愛されているヨシダソースこと「オリジナルグルメソース」。単身渡米した日本人の吉田さんが開発したソースで、発売から約40年たった今でも家庭はや多くのレストランで使われ、アメリカ人にとってなくてはならない存在となっています。
現在では「アメリカ生まれの日本の味」として世界中で売られていますが、意外と日本では知られていませんよね。しかし、ハワイやアメリカ本土に行ったことがある人なら、高確率で無意識のうちに食べているはず。それほど、どこでも使われています。

醤油と本みりんをベースににんにくや香辛料が加えられたとろりとした甘いソースで、まるで照り焼きソースのような風味。原料や製造方法にこだわったソースはコクと旨みがギュッと詰まっています。
アメリカでは万能調味料として料理にそのままかけたり、お肉や魚を煮たり、スープの味付けなどに使われたり。味は全然違いますが、日本でいう「めんつゆ」のようなポジション。ハワイを代表するあの料理にも欠かせません。
ソースとしてただかけるだけ! ロコモコとの相性が最高!

ハワイといえばロコモコ。ソースを1から作るとなると大変ですが、ヨシダソースならかけるだけで絶品ロコモコの完成です。
ロコに30年以上愛され続ける「フリフリソース」

チキンを炭火の上でくるくる回転させながら焼く「フリフリチキン」。外はカリッ、中はジューシーな甘い醤油風味のチキンは、長年ハワイで愛される名物グルメです。
こちらの「フリフリソース」は、フリフリチキンを最初に作った会社のオリジナルソースで、ハワイ全てのスーパーで売られているほどの人気ぶり。
KALDIなどで売られているこちらはその日本版ですが、オリジナルを作っている会社が監修しており、味はハワイで売られているものとほぼ同じです。

テクスチャや色は醤油のようですが、香りも味もしっかり生姜が効いています。また、九州の醤油のような甘くてコクがある味わいで、塩味はあまり感じません。
ハワイではフリフリチキンはもちろんのこと、肉、魚、野菜料理、さらにはご飯と一緒に炊いたりと何にでも使います。早速、フリフリチキンを作ってみましょう。
漬けて焼くだけ! あのフリフリチキンの味を完コピ!

鶏もも肉1枚を大さじ2~3のフリフリソースに1時間ほど漬け、230℃に予熱したオーブンで30分前後焼いみました。
香ばしい照り焼きチキンのような味わいで、ご飯が欲しくなります。フワッと香る生姜の風味も良い仕事をしています。ハワイで食べたフリフリチキンの味にかなり近く、感動!
お土産の定番! ガーリックシュリンプが作れる「MINATOガーリックオイル」

『MINATO Hawaii』は、ハワイの有名なドレッシング&シーズニングメーカーで、ハワイ土産でもらったことがある人も多いでしょう。中でも絶大な人気を誇るのが、簡単にガーリックシュリンプを作れる商品。
こちらは日本販売用に作られたものですが、フリフリソース同様、本場と味の違いはほぼありません。

オイルにはたっぷりの刻みにんにくと少量の唐辛子が浸かっており、レモン濃縮果汁やこしょう、食塩などで味付けされています。
殻を剥いて背ワタをとったエビをこのオイルにしばらく漬けてフライパンで焼くだけで、ハワイの美味しいグルメ、ガーリックシュリンプの出来上がり!
おかずにもおつまみにも! 本格ガーリックシュリンプ

遠慮を一切感じない、ガツンとくる強烈なニンニクの風味は、まさにハワイで食べたガーリックシュリンプそのもの。塩味とレモンの酸味のバランスがよく、なかなか自分では出せないお店の味でした。
パスタと絡めればペペロンチーノに、枝豆に絡めればハワイでよく見るガーリック枝豆も作れます。ガーリックオイルなのでいろいろな料理に使えそうです。
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気軽にハワイにいけない今、家で簡単にハワイの味を楽しめるのは嬉しいですよね。今回は万能調味料をご紹介しまたが、実は『KALDI』にはコーヒーやスナック、スプレッドなど、さまざまなハワイ商品が揃っているので、ハワイ好きの皆さんはぜひお試しあれ!
(撮影・文◎佐々木 舞)
●著者プロフィール
佐々木 舞
「美味しい」を求め、毎月お給料の半分以上が食費に消える元グルメリポーターのwebライター。美味しいモノがあると聞けば躊躇なく国境も越える食マニアで、これまで食べ歩きした国は60カ国以上。日本のご飯が世界で一番好き。そんな私が見つけた絶品グルメをご紹介します。