おなじみの讃岐うどん専門店『丸亀製麺』が、株式会社TOKIO・松岡昌宏さんと共同開発したうどんがあるのをご存知でしょうか? それが、2021年に期間限定で登場し、大好評を博した「トマたまカレーうどん」。これが2022年4月26日から期間限定で復活販売すると聞き、ひと足先に味わってきました。
なんでも今回は、厳選されたチーズをふんだんに使った「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」も同時に期間限定で新販売されるとのこと。カレーうどんは通常メニューですが、そこにトマト&チーズが加わる…。絶対ウマいやつじゃないか! というわけで、いざその味わいのほどをレポートしていきましょう。
復活した「トマたまカレーうどん」の味わいは?

まずは復活した「トマたまカレーうどん」(並・690円)からいただきます。見た目は一般的なカレーうどんとほぼ変わりませんが、聞くところによるとオリジナルのカレーだしにおろししょうが、ニンニク、ごま油、カイエンペッパー、そして生トマトと溶き卵を合わせているとのこと。
スパイシーな香りに背中を押されるようにして、まずはスープをひと口。マイルドでコクのあるカレーの風味が口の中を支配します。うーん、相変わらず美味しい。スパイシーなのに辛さはマイルド。トマトの酸味や甘みもあって、後味もすっきりしています。老若男女、誰にでも愛される味。筆者は学校の給食のカレーを思い出しました。

続いてうどんをすすります。
しかしご安心を。トッピングの温泉玉子を投入し、さらに青ねぎを加えると、旨みと風味が加わるうえ、辛さを抑えることができます。ご存知の通り、丸亀製麺にはいろいろなトッピングが用意されていますが、味変を楽しみつつ辛さをコントロールできるというのが楽しいですね。
4種のチーズでイタリアン風味のカレーうどんに!

さて、次は「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」(並・790円)へ。約20種のチーズの中から厳選したというゴーダ、レッドチェダー、モッツァレラ、パルメザンが、彩りを豊かにしています。それでもチーズが足りないという人には、新しくトッピングに加わった「追いチー」を追加することもできます。
まずはスープをいただきます。チーズが入っている分、「トマたまカレーうどん」よりもミルキーでまろやかな味わいです。

ここで追いチーを。一気に全部投入して食べてみると、イタリアンな風味に早変わりすると同時に、コクととろみがアップします。もちろん、この旨みたっぷりのスープに天ぷらを浸して食べるのもアリ。筆者はえび天で試してみたのですが、ちょっとシーフードピザのような味わいになって、かなりウマかったです。

どちらのうどんにも、イートイン限定で「ひと口ごはん」が付いてきます。これにカレーうどんのスープをかけると、本格的なアジアンテイストのカレーライスのようになり、これまた最高に美味。これでひとつのメニューとして成立しているのがスゴいと改めて感心しました。
「トマたまカレーうどん」と「とろける4種のチーズトマたまカレーうどん」の販売期間は、4月26日~6月14日まで。
(取材・文◎松本壮平)