TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』は月~金の11:00~13:00生放送。
そこのあなた、いま姿勢ちゃんとしてますか!?いま、急に姿勢を直したそこのあなた。
そんな耳が痛いけど厳しい言葉をくれるのがこの方。
▼パーソナルトレーナーで振付家の竹内亜矢子さん
背筋が伸びた状態を保つには、背筋・腹筋の負担が大きい。猫背、つまり背骨のカーブに沿った状態の方が楽なので、つい癖になる。
猫背になると、見た目が悪くなるだけではなく、健康面にも影響があります。胸が圧迫されるので呼吸が浅くなり、酸素の摂取量が減って脳の機能も低下。代謝が落ちて、腰痛や肩こりの原因にも。
2センチの意識春を迎えた今だからこそ、猫背を直すべき!だんだん薄着になる機会が増えて、猫背だと後ろ姿が太って見えてしまう。でも、いきなり背筋をピンと張ったMAXの状態を維持するのは難しい。そこでストレッチと一緒に覚えて欲しいのが、肩甲骨同士をほんの2センチ寄せる「2センチの意識」。その「2センチの意識」を保つためには、背中の筋力と胸の柔軟性が必要。
なんでやねんストレッチ漫才で、ツッコミの方がやる“なんでやねん”を壮大にやることで、腕につながる胸の筋肉(小胸筋)を伸ばしていきます。
体に無理のない範囲で取り組んでください。後ろに体重をかける動作なのでまずは壁やソファを後ろにして、転ばないように、安全を確保して行ってみてください。

【ストレッチの手順】
1:机に向かって立ち、足は肩幅くらいに開きます。机と自分のつま先を30センチぐらい離してください。
2:机に両手をついて、前傾姿勢をとります。膝は伸ばしきらず、少し緩めた状態。肩がつっぱらないようにヒジをゆるめましょう。
3:右腕を床に垂らします。
4:右腕を真横に、床と水平にあげます。ここから、ゆっくり天井に向かってツッコミます。腕の軌道は、ゴルフクラブを振り上げるような形です。目線は、天井。
5:無理のない範囲で伸びを感じたら、元の位置に戻しましょう。
■右と左で1セット。1日1回、これを5~10セットくらい繰り返しましょう。
■今回は胸の筋肉の柔軟性を上げるストレッチですが、もちろん筋力も大事なので、以前ご紹介した「キラキラ運動」なども一緒に行うと良いです。
◆4月2日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
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