TBSラジオ毎週日曜日の夜8時に開店する「スナックSDGs」!8/29の放送へのご来店、ありがとうございました。
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地球の未来を話し合うラジオの中の社交場。
「再エネソムリエ」の大石英司とTBSアナウンサーの堀井美香が毎週、さまざまなお客さまをお迎えしています。

今回は「気候変動」がテーマ。

おふたりのゲストをお招きして、ああでもないこうでもないと、わたしたちの未来について話していきたいと思います。ひとりめは、気候変動研究の第一人者である江守正多さん。ご専門は、「地球温暖化の将来予測とリスク論」。国立環境研究所で、「地球システム領域」の副領域長をつとめています。ふたりめは、ロックミュージシャンの佐藤タイジさん。ロックバンド「シアターブルック」のフロントマンとしての顔を持つ一方で、ソーラーエネルギーだけで運営するロックフェスティバル、「THE SOLAR BUDOKAN」を主宰。日本の音楽界と再生エネルギー界。両方を牽引していらっしゃいます。

8/29のお品書きは、「気候危機の原因は人間?」!

気候変動を研究する世界中の科学者が集まり、「気候危機」に関する長年の研究成果をまとめている国連機関が、「地球温暖化は、いま、どうなっているのか」という最新のレポートが、「(IPCC)気候変動に関する政府間パネル」。今回の報告書では、●今後数千年もの間、地球は元の姿を取り戻すことはない!●人間の活動は地球のシステムを劇的に変化させた!●21世紀のあとも、氷河は溶け続け、海面水位は上昇し続ける!これだけでも大変ショッキングな内容ですが、こちらの報告書、主執筆者として関わっていらっしゃるのが、江守正多さんです。江守)「今回のIPCCの報告書では、『人間活動の影響が気候システムを温暖化させているのは、疑う余地がない』という調査結果になりました。
今までは、100%とは、言ってこなかったのですが、今回は言い切りました。」佐藤)「雨の降り方も変わってきてるし、海流も変わってきている。10万年~20万年地球自体のサイクルはあるにはあるので、人間にそこまでの影響があるのは、おこがましさも思うのですが、(今回、そういった報告書も挙がって)、それぐらいの責任感を感じて、人間でできることは、やっていった方が良いんでしょうね。日本だと、こういうテーマって、トーン低めに話されるで、江本さんみたいな方が、発信してくれれると、こうやって「そうなんだな!」てなりますよね。」江守)「過去2000年の影響もみてみると、今回は、完全に人間の影響だとなりました。いまみたいに、人間が大気にCO2を出していると、5万年後にくるはずの、氷期を止めてしまう可能性もある。そのくらいの、影響を人間がしてしまっているんです。産業革命後から、世界全体の平均気温が1.5度超えると、色々と影響がでてくる目安と言われているのですが、2030年前後には、超えると言われています。前回の報告書より早まっている状況です。世界全体で、2050年にCO2が自室0にするペースには、全然足りてないということを、認識することをしていかないといけないですね。」

「発電所さんいらっしゃい」

地球に優しい電気を作って、未来を切り拓くチャレンジャー!徳島県の小松島市にある「GBバイオマス発電所」にフォーカス!
「気候危機の原因は人間?」!
こちらの運営をおこなっていらっしゃいます、株式会社「フォレストバンク」代表の岡田育大(おかだ・いくひろ)さんにお話を伺います。島に根ざした木材の流通会社の代表を務めながら、同時に、地球温暖化問題に専門的に取り組む公認会計士でもある岡田さんが、いま、ラジオを聴いている首都圏のリスナーに伝えたいこととは?今夜お届けした楽曲は・・・・Doom and Gloom / The Rolling Stones
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