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お笑い芸人でゴミ清掃員のお仕事もされている、マシンガンズの滝沢秀一さんです。

最強節約術!!家庭の「食品ゴミ」をゼロにすると年間6万円節約...の画像はこちら >>

■1976年、東京都生まれ
■98年に西堀亮さんとお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成されました。


■2012年、お笑い芸人の仕事を続けながら、ゴミ収集会社に就職。ゴミ収集の体験を漫画にしてツイッターにアップするなど、お笑いと両立して活動されています。
■番組3回目の登場です。

これまで「ゴミ分別クイズ」をだしていただいていましたが、滝沢さん、最近は、フードロス問題について取り組みもされているとのことで、最近よく見かけるのは「お米の廃棄」新米の季節になると、古いお米の廃棄が増えるんだそう・・・

今回は、そんなフードロス問題について、まず身近でできること・知っておくといいことをクイズにしてきました。マシンガンズ滝沢さんによる「フードロス クイズ」。

<問題①>
「家庭内食品ロス」をゼロにすると、年間何万円節約できる?

答えは・・・

【年間6万円】

日本における食品ロスの量は、年間・およそ643万トン(2016年度)。

この約半分にあたる291万トンは、一般家庭から捨てられているのが現状です。

これを一世帯に計算すると、年間で「6万円分」になると計算できます。

どんな節約術や、1円でも安い商品を買う努力より、 実は家庭での食品ロスを減らすほうが節約の近道、と言えるのではないでしょうか。

ロスを防ぐためには・・・

やはり多いのは「冷蔵庫に入れておいてダメになってしまう」ではないでしょうか? そうならないために、 うちでは、毎日 寝る前に妻とふたりで、冷蔵庫チェックをします。 「このニラ危なくなってきたね」「じゃあ、明日ニラ玉にしよう」と。

安売りだからとりあえず買っておこうの「とりあえず買い」 や瓶詰めのピクルスやオリーブを一回試しで買って使ってみたいという「背伸び買い」 にも気をつけましょう!

<問題②>
フードロスの取り組みをしていも、どうしても「余ってしまった・食べ切れなさそう」ということがあるかもしれません。

そんな「家庭で余っている食べ物」を学校や職場などに持ち寄り、まとめて地域の福祉団体や施設に寄付する活動をなんというでしょうか?

1.フードバンク
2.フードドライブ
3.フードパントリー

答えは・・・

答えは「フードドライブ」

フードドライブとは、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、 それらをまとめて団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動です。 スーパーの入り口や自治体のお祭りなどで、 食品を持ち寄るためのコーナーが開かれていることがあります。 ・賞味期限は2ヶ月以上のものと指定があることが多く、 お住まいの自治体によって受け取れる食品・受け取れない食品が違ったり、 確認してぜひ参加してみてください。

ちなみに、「フードバンク」は、 主に企業や農家の、「まだ十分食べられるのに余っている食品」を寄付する活動です。 ・「フードパントリー」とは、「フードドライブ」や「フードバンク」で集まった食品を、 生活に困っている人を対象に無料で配付する活動や場所のことを言います。

<問題その③>
「コンポスト」をご存じでしょうか?
家庭からでる生ごみや落ち葉を、微生物の働きで分解、発酵させて、堆肥=つまり肥料を作る容器のことです。日本でも広まりつつある、この「コンポスト」を“ある安い素材”で作ることができます。その“ある安い素材”とはなんでしょうか?

1.段ボール
2.発砲スチロール
3.レジ袋

答えは・・・

答えは「段ボール」

コンポストは、ホームセンターなどで購入できますが、 お安く始めたい場合は、段ボールで作ることもできます。 段ボールのほか、微生物が入っている腐葉土などで作ることができ、さまざまなサイトで作り方を紹介しています。 家庭用なら、ご飯や麺、肉、魚、野菜などの生ごみを 1日300g~500gを目安に投入できます。 ただし、ダンボールコンポストは、臭いが気になることがあるので、 都会やマンションで行う場合は密閉型がオススメです。

【滝沢さんからのお知らせ】

10月27日(水)「えがお食堂」という食品ロスを活用したランチ会があります。

食品ロスの食べものに手を加えて食べていただいて、 売り上げの一部をWFP募金にあてる、という活動です。

今回のお店は、新宿カリガリマキオカリー46号店。

あさって27日・水曜日、午前11時半から午後1時40分までにお店にきて、 ランチをしていただくと活動に貢献できます。

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