毎週日夜お昼12時30分よりTBSラジオで放送中の「新米記者・松本穂香です。」
4月19日の放送では、最注目株の若手俳優・小関裕太さんに取材。
コロナウイルスの感染拡大防止のためリモート取材でお届けしました。
10月16日に公開される映画『みをつくし料理帖』で共演した2人。
トークは弾み、序盤の話は思わぬ方向へ。小関裕太さんのモチベーションを保つ秘訣は…靴下!?
穂香:モチベーション上げるためのルーティン(で答えた)靴下…。これは本当に毎現場、全然違う?
裕太:うん。時期が重なっちゃったら、気持ちが追い付かなくて、新しい靴下を履き忘れてるってこともたまにあるんだけど、なるべく新しい気持ちを、より拍車をかけられるように…。新しいモノでも、新しいシャツを着るにも、ズボンを穿くにもちょっと、どれも高いから、靴下くらいだったら、新しい気持ちで着れるかなって思って。靴下になりました。
穂香:忘れちゃうときもあるんだ。
裕太:なんかちょっと忙しいとき、頭の中とか、心の中とか…。
穂香:あー。いろいろね。ワチャワチャしちゃって…。
裕太:なんか、もちろん現場に行くこと自体が新しいことなんだけど、”切り替え”みたいな感覚でやってます。
穂香:それはパンツとかでもなく、靴下?
裕太:そう。パンツではなく。パンツは大事に穿きまわしてる。
穂香:アハハハ。そこは、パンツの方が大事なんだ!
裕太:パンツの方が大事。
穂香:じゃあ、私はパンツにしようかな。
裕太:いやいやいや…大丈夫!?このラジオ…。3回目で…。
穂香:それ、いいなって思って。
裕太:なんか今、穂香ちゃんの神髄に迫ってる感じがするよ?パンツってあれ、パンツの方?
穂香:あのパンツ
裕太:下着の方?
穂香:うん。
裕太:ダメだよ。アハハ!
穂香:ダメじゃないでしょ!?ダメって見方をするからダメになっちゃうんだよ。松本穂香記者が特に感銘を受けたのは、小関さんが大切にしている言葉。
穂香:人からもらった大切にしている言葉は?
裕太:「理由があるから行くんじゃなくて、行った先に理由があるんだよ。」これは、19歳の時に出会った言葉なんですよ。
穂香:どういう意味なんだろう?
裕太:えっと、元々ずっとニューヨークに憧れがあって、一人海外旅行、一人旅をしたいと思ってたんだけど、やっぱ海外に行くことってすごい大きいし期間も必要だから、どうしても踏み切れなかったんだ。もしかしたら、その期間で作品があるかもしれないって…。だから理由をもって、例えば留学したいとか、ダンスをしたいのか、歌を学びたいのか。何か理由を探してて、なかなか踏み出せなかった。その時にお世話になってるメイクさんに、「理由があって行くんじゃなくて行った先に理由があるから」「まずはチケットを買ってで、もう行かなきゃだめだよ。行った先でニューヨークだったら特に理由があるから」って言われて。
穂香: 素敵なメイクさんですね。
裕太:本当に。背中押してもらった。
穂香:あれこれ考える前に飛び込めっていう事を言ってくれた。
裕太:そういうこと。本当にそうですね行動あるのみ
穂香:本当にそうですね。行動あるのみ。
裕太:そうなんですよ。結局、理由がちゃんとあって、向こうに行った時に、何かこう分かりやすく自分が成長したか何かを得たかって言うと目に見えてないんだけど、心の中に例えば今度ニューヨーク行くときは、こしたいなって…いうのが明確に見えたし、例えばブロードウェイに歩いてる時にいつか、このブロードウェイに出れたらどういう風になるんだろう未来は…とか、もっと、絵を描きたいなーとか、映画を作ってみたいなとか。明確に中見えた気がしたの。
穂香:たくさんたくさんね
裕太:僕にとっての理由がそれだったかなーって思いました。
穂香:じゃあ、そのメイクさんが、それ言ってくれてなかったら、もしかしたらなかったかもしれない。
裕太:そうなんです。
穂香:ありがとうございます。そんな素敵なお話。
穂香記者いわく”太陽”みたいな存在の小関さん。
たっぷり語っていただきました。
◆4月19日放送分より 番組名:「新米記者・松本穂香です。」
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