TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!今年、流行ったスイーツ「マリトッツォ」。コンビニ各社も発売したり、どら焼きとコラボさせたり、ついには流行語大賞にもノミネートして、完全に市民権を得たと言えるのではないでしょうか。
そんなイタリアのスイーツから“ブームの 二の矢”があるのではと、番組がにらんでいるのが、「スフォリアテッラ」。今日12月7日(火)の「生活情報」は、来年流行るかもしれないので、先に特集しておこうという あざとい企画です!そもそも「スフォリアテッラ」とは?「スフォリアテッラ」は、「マリトッツォ」と同じく、イタリアの伝統的な焼き菓子で、ナポリ地方の名物。イタリア語で “ひだを何枚も重ねた” という意味を持つ焼き菓子です。薄いパイ生地を何層も重ねて貝殻のような形にしており、中に、レモンやリコッタチーズ、カスタードクリームなどを入れてオーブンで焼き上げたものです。地方やお店によって、さまざまなアレンジがされているそうです。そんな「スフォリアテッラ」を3種類、集めてみました。

①「イタリアの食文化を発信するお店・イータリー!」

「イータリー」は、イタリア食材と食文化を展開するフードショップ&レストラン。
マリトッツォの次のブームを先取り!?「スフォリアテッラ」って...の画像はこちら >>
こちらの「スフォリアテッラ」の中のクリームは、カスタード、オレンジピール、リコッタチーズという、ベーシックなタイプ。お店では、レストランで、イタリアンを味わうのはもちろん、併設のマーケットで、イタリアの各地方から取り寄せた食材を購入できます。日本では5店舗を展開していて、今年8月にオープンした銀座店では、パスタ、オリーブオイル、サラミ&チーズ、ワインなど、日本初上陸のものを含めた、およそ1,500種類がならんでいるとのこと。「すごい重厚感!ひとくちでも食べ応えあり!!」ちなみに、「イータリー」という名前はEATとITALYを融合させたもので、イタリアの歴史や食文化、料理の手軽さ、イタリアが持つ多くの資質を内包した"Eating Italian"を意味しているそうです。世界15ヶ国で「イータリー」のブランドを展開しています。「イータリー」のスフォリアテッラ。
テイクアウトの場合は、税込580円。

②「本場イタリア人が作るスフォリアテッラが食べられる、北千住・コロコロ カフェ!」

マリトッツォの次のブームを先取り!?「スフォリアテッラ」って何?
北千住にある「コロコロカフェ」は、イタリアの焼き菓子のお店。シェフは、イタリア出身で、日本に住んで20年以上というルカ・グラッシさん。
マリトッツォの次のブームを先取り!?「スフォリアテッラ」って何?
「コロコロカフェ」のスフォリアテッラは、ベーシックなタイプではなく、日本の人に食べてもらいやすいように、アプリコットクリームに、豆乳のチーズクリームを合わせて、甘酸っぱい味付けにしているとのこと。本場ナポリのものより、さらにサクサクな生地がこだわりだそうです。ちなみに、ルカさんによると、「スフォリアテッラ」、イタリアではすごく身近な食べ物で、地方によっては家庭でもよく作られていて、家庭ごとに代々伝わるアレンジで作られるそうです。お店では、南イタリア・シチリアの焼き菓子「カンノーロ」も食べられます。
マリトッツォの次のブームを先取り!?「スフォリアテッラ」って何?
「コロコロ カフェ」は、北千住駅から徒歩1分の場所にあります。「スフォリアテッラ」は、税込み500円。イートインもテイクアウトもできます。イタリア関連のお店なら、置いてあっても不思議ではないですよね。でも、最後にご紹介するこちらは、流行のきざしと言えるのではないでしょうか!

③「スーパーのマルエツで、焼きたてのスフォリアテッラが買えます!」

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おなじみ、スーパーマーケットのマルエツが、お店で焼いて販売しているんです!スーパーが製造・販売するということは、流行のきざしといえるのではないでしょうか!今日は、マルエツ春日駅前店から焼きたての「スフォリアテッラ」を用意しました。1つ1つ箱入りで、売られていて、スタッフが行ったときは、マリトッツォの横に並んでいました。
マルエツの広報の方によると・・・今年販売した「マリトッツォ」が好評で、次の商品を開発するにあたり、「同じイタリアのスイーツだ!」ということになったそうです。担当者がイタリアンレストラン、イタリアンスイーツ専門店などを調査・検証をした結果、「スフォリアテッラ」を開発・販売にするに至った。とのこと。「マルエツ」のスフォリアテッラは、税込み270円。ベーカリー併設店で購入できますが、一部、取り扱いがない店もありますので、お店に確認してみてください2022年、スフォリアテッラは、果たしてブームになるのでしょうか!みなさんもぜひ、流行を先取りして食べてみて下さい!
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