TBSラジオ「山形純菜 プレシャスサンデー」(日曜日・午前6時~9時)
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ゲストコーナー「プレシャスエンターテイメント」は、様々な分野で活躍する方を招き、お話を伺っています。

11月29日(日)のゲストは、女優の梅田彩佳さん

女優・梅田彩佳 AKB48、劇場からドームへ、人気アイドルになるまでの道のり▼キャプテンの役割とは?▼ミュージカル「EDGES ―エッジズ―」の魅力

梅田彩佳さんは、1989年生まれ。福岡県出身。2006年、第2期AKB48追加メンバーオーディションに合格。AKB48メジャーデビューシングル「会いたかった」から活動開始。2012年には、総選挙で16位となり選抜メンバー入りし、チームBのキャプテンも務めました。2014年にはNMB48に移籍して活動した後、2016年、10年間活動したAKBグループを卒業。得意なダンスを活かし、現在はミュージカル女優として、活動の幅を広げています。

★アイドルになったきっかけは?アイドル生活はどうでしたか?

(梅田さん)
モーニング娘。や、安室奈美恵さんのに憧れて、歌ってれる女の子が好きでアイドルを目指しました。オーディションをいっぱい受けたんですけど…、50社くらい受けたんです。「もう(アイドルになる夢は)終わったなー…」って思っている時に、AKBに通ったのですごい嬉しかったですね。

当時からライブとか舞台が大好きだったので、AKBは毎日ステージが出来ることが魅力的で、受けてみようかな、と思ったんです。
17歳でAKBに合格して、デビューするまで1ヶ月くらいダンスと歌のお稽古させて頂いたんですが、そこの記憶がガッポリなくて…。メンバーに聞いてもそうだったんですけど。「たぶんみんな必死だったんだね」って話してます。

★秋葉原の劇場、最初はお客さんが少なかったと聞きますが…?

(梅田さん)
めちゃくちゃ少なかったですね。キャパが250人なんですけど、前から2列目や真ん中しかお客さんいなくて。そしたらお客さんが気を遣ってくれて、私たちが全員でステージの上手・下手に移動すると、お客さんが一緒にそこに動いてくれるっていう(笑) とてもファンの方のやさしさに救われてました。
でも劇場から始まって、ちょっとずつキャパが大きくなって、東京ドームに立てた時は、凄いなって思いました。みんな定位置で座ってて、「こんなに埋め尽くされてるんだ…」っていうのは、メンバーみんな涙が出るものがありました。

★ステージで「やっちゃったなぁ…」という思い出は?

(梅田さん)
早い着替えが多いんですけど、「ヤバイ!次の曲まで1分半しかない!!」って時に、よくあったのが、インナーパンツ(見せパン)を忘れちゃうことが結構あって、めっちゃ踊ってるときに「なんかスースーするなぁ…」と思って気付くっていう…。大きい会場になると、ファンの方の方が下から見てくださってるから絶対見えてる…と思って。それに飛んだり跳ねたりの振り付けがいっぱいあるけん、ヤバイ!って思ったんですけど、でもファンの人は何が見せパンか、色とか形も知らんはずやから、絶対大丈夫!って顔で踊ればいいと思って…(笑)

話が盛り上がってくると、博多弁になる梅田さんに山形アナもキュンキュンしながらのトークでした。

また、山形アナも学生時代はAKB48の曲をカラオケで歌っていたんだとか。そんな山形アナに梅田さんは「好きなメンバーは!?私じゃなくてもいいんです~AKB占いみたいなもんなので!」などと聞く場面も。

★選抜総選挙、じゃんけん大会なども話題になりましたね?

(梅田さん)
当時はとてもキツくて「なんて酷なものを作るんだ…」って思ったんですけど。今考えたら、そこでファンの方に物語を作ってもらったりとか、いろんな感情を頂けたので良かったなって、今になって思います。
その時の経験のおかげで、そんなに数字が出てもビビらないですね。芸能界って、売上だとか、数字の世界じゃないですか。そんな数字が出ても、「これが今の現実だから、それに対してどう動こうか」って考えられるようになりました。ヘコむってこと、あまりなくなったかもしれないです。プラスに考えられるようになったのは、秋元康さんがこういうことを考えてくれた結果ですね(笑)。

★チームBのキャプテンも務められましたね?

(梅田さん)
キャプテンの役割は、まずは劇場を成功させること。舞台の構成やMCの振り分けを考えたりとか、裏方の仕事が多くて。それまでは、みんなに付いていくタイプだったのに、引っ張っていく方は、とっても最初は辛くて怖くて…、たかみな(高橋みなみ)とかの凄さを感じました。

キャプテンは、チームが褒められるときはメンバーが褒められるけど、チームがダメな時は、キャプテンが叱られるってことを気づいたんですよね。それを、人生で1回はやっておいてよかったな、と今は思えています。当時は「すぐにでも辞めたい!」って思ってましたけど(笑)。

この他、2期生として最長の10年間在籍したAKBグループを頑張れた理由は何だったのか?そしてグループ卒業を決めた想いは?なども伺いました!

ミュージカル「EDGES -エッジズ-」は、美味しいとこ取りのオムニバス作品!

女優・梅田彩佳 AKB48、劇場からドームへ、人気アイドルになるまでの道のり▼キャプテンの役割とは?▼ミュージカル「EDGES ―エッジズ―」の魅力

後編は、梅田さんが出演する、12月3日から開幕の日本初演ミュージカル『EDGES ―エッジズ―』(新国立劇場・中劇場)について伺いました。

この作品は、映画『ラ・ラ・ランド』の作詞、『グレイテスト・ショーマン」の楽曲を手掛けた作詞・作曲デュオ、パセック&ポールが学生時代に生み出したデビュー作。出演者は4人のみで、一つのテーマのもとに1曲1話完結の楽曲をオムニバス形式で綴る、“ソングサイクル”という新しい形のミュージカル。

★この作品を演じることになって思ったことは?

(梅田さん)
「ラ・ラ・ランド」も「グレイテスト・ショーマン」も映画館に5回以上の観に行ったくらい大好きで、「その方たちのデビュー作を出来るんですか!?」と思った。曲を調べたらデビュー作から本当に素晴らしくて…。英語なので言っていることは分からなくても、聴いているだけで、心地が良くなる音楽でした。

★今回、キャストが2チームあると伺っていますが?

(梅田さん)
キャストだけでなく、全16曲を、演出家によって曲の順番をどう動かしてもいいし、アレンジも、もう一つのチームの方とは違うと聞いています。なので、向こうがどういう感じになっているか?っていうのは、稽古場でも聞いてなくて、全然知らないんです。キャストのSNSで知ったりして(笑)。

なので、全然雰囲気が違うものが出来るはずなので、両方観て欲しいなって思います。その中で私は1曲「コレ、5~6歳で歌ってください」と言われたのがあって…「5~6歳なんて初めて言われた!どうやったらいいんだろう??」って思っているものがあるので、挑戦中です。

今までにないようなスタイルで上演されるミュージカル「EDGES -エッジズ-」、気になりますね!

この他、ミュージカルに目覚めたきっかけとなった作品や、宮本亞門さんとの出会い、コロナ禍で上演した「Endless SHOCK―Eternal―」のお話など、内容盛りだくさんでお届けしました!

女優・梅田彩佳 AKB48、劇場からドームへ、人気アイドルになるまでの道のり▼キャプテンの役割とは?▼ミュージカル「EDGES ―エッジズ―」の魅力

◆11月29日放送分より 番組名:「山形純菜 プレシャスサンデー」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201129060000

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