TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』毎週金曜夜9時から放送中!(5月20日(金)放送分)
宮藤官九郎さんがいろんな職業の愚痴を聞くラジオ「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」。5月20日の放送は、音楽ライターの愚痴!
宮藤 :いK城さんは、1998年~フリーで活動。
いK城:嘘じゃないです(笑)
宮藤 :T橋さん。インタビューしたことあるミュージシャンは、エミネム、レディー・ガガ、カニエ・ウェスト、ビースティ・ボーイズ…すごい!
宮藤 :T橋さんは、音楽ライターじゃなくて、音楽ジャーナリストと。
T橋 :海外の入国審査のときに、ライターというと、作曲家とか作詞家とかと誤解されることがあるので、ジャーナリストを名乗るようになりました。
いK城:私も、英語だとミュージックジャーナリストと言います。
T橋 :宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど、取材のスケジュールを、平気でバックレる人がいます。
T橋 :90年代、アメリカのヒップホップアーティストの話で、今は大丈夫だと思いますけど…。まだアンダーグラウンドなムーブメントが、いきなりメインストリームに躍り出たような格好になったので、まだビジネスとして整備されていなかったんです。アーティストも、スタッフ・レコード会社もプロフェッショナルじゃない。
宮藤 :「これ、行かなくていいやつだ」って思っちゃうんだ。
T橋 :そうですね…、特に日本からの取材だと、リスペクトされることもあるけど、なめられることもあるし。遅刻は当たり前。
宮藤 :えーーーー。
T橋 :あとは、本当にルーズで。例えば、取材場所のレコード会社までは来るんです。レコード会社の入り口で偶然友達と会って、意気投合して遊びに行っちゃったりとか。来ないなーと思って、帰ろうとしたら、会社の前でスクーターに乗って走り回ってたり。
宮藤 :あなたですよ!って。
あとは、まぁ、待たされる…。あとは、集中力を失っていく。やるんですけど、途中で飽きちゃう人もいたり。