TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~木曜日の11時から放送中!
コロナウイルスの影響で、とあるものが再注目されています。それが・・・「紙せっけん」です。
以前、月曜日の生活情報で「手作り紙せっけん」をご紹介しましたが・・・
社内で統計をとってみると・・・「紙せっけん?小さい頃に使ったアレ?」という人もいれば、「名前も聴いたことがない」という人も。男女合わせて40人中、20人の男性が「知らない」「聴いたことがあるけど、よく知らない」(知らない女性は3人だけ)という状況でした。「よく知らない」と答えたみなさん、便利なので使って欲しいんです!
昭和紙せっけんのブームは『うさぎ紙せっけん』?ご存知の方は、子供の頃よく使ったよ!という方が多いのでは??調べると、昭和30年~昭和50年頃に一大ブームに。ブームの筆頭が駄菓子屋で販売されていた『うさぎ紙せっけん』と言われています。ノートや教科書に挟んで香りを楽しむ人もいたそうで、香り付きティッシュや香り付き消しゴムも人気で、当時は“香りブーム”だったんです。
▼昭和の紙せっけんの難点としましては・・・
●当時の紙せっけんは、固形石けんを薄く削いで作ったもの。そのため、ちょっと力を入れただけでバラバラに砕けるということも。
●さらには泡立ちも悪かった。
⇒1枚全てを上手く使いきるにはコツがあり、大抵は粉々になって排水溝に溜まってしまうため、使用禁止とする学校もあったらしい。
⇒そのため、その後はチューブ入りのハンドソープが主流に。
100円ショップやスーパー、バラエティショップで購入したところ・・・24種類の紙せっけんが手に入りました。使い心地をリポートしました!
タブレット型の紙せっけん WASHNY paper handsoap口臭予防のタブレットが入っていそうな、小さいスクエアの容器。
各40枚入り 1つ400円。
小倉:個人的には試した中で一番好きだった! 泡立ちの速さ、泡の柔らかさ、その後の保湿感に、脱帽。その後のハンドクリームの吸収も良かった。娘も気に入ってた。
スー:結構泡立つ!洗った後の香り残りもなく、いい感じ。容器がオシャレ!
創業117年「よーじや」の「紙せっけん 洗顔用」

あぶらとり紙で有名な「よーじや」が販売。天然植物オイルのさわやかでキメ細かい泡で、“お肌そのもののうるおい”は残したまま、さっぱり洗い上げる(無香料・無着色・防腐剤フリー)。
商品名は“洗顔用”とですが、ハンドソープとしても使用可能。20枚入り、税込430円。オンラインショップで購入可。
小倉:泡のボリュームがある!容器にストッパーがあって、バラバラ出てこない工夫もいい!
スー:よーじやの顔がプリントされてる!高級洗顔せっけんみたい。泡が濃密!

筒状の紙せっけん。トイレットペーパーのように、繰り出して、好きな長さ使用できる。幅7cm、長さは7m!ありますので、約100回使えます。ほのかにアロマの香り。またリフィルが交換できますので、環境にやさしく経済的です。1つ、350円です。
小倉:普通の紙せっけんは、屋外で利用すると風で飛んでいってしまうかも・・・これはその心配がない!
スー:泡立ちはそこまでかな?
もはや紙じゃなくて、固形タイプ!COCOONの「紙せっけん」

大阪府摂津市のせっけん工房「COCOON」が販売。従来の固形せっけんを薄くスライスしたもので、手荒れや保湿に働きかける真珠エキスをたっぷり配合。コロナで売り上げが100倍に伸びた人気商品。1箱10枚入りで550円。いろんな種類があり、今回用意したのは、「フレッシュなレモンハーブの香り」夏向けに「クールフレッシュ」・ユニークな「ラムネの香り」の3種。
小倉:使い切るのに時間がかかるので、パッと使う感覚では無いが、BBQの後とか、しっかり洗いたい時にいいかも。
スー:量が多い!もったいない!1つで3人分くらい洗える。洗った!という感じがある。
今回、社内で紙せっけんの調査をしたところ、このコロナ禍で使い始めた方以外には、アウトドアやノベルティでもらったという人もいました。こういった部分も昔の紙せっけんにはなかったところなのかも?あるとちょっと安心する紙せっけん。紹介した他にも、100円ショップ・ダイソーや無印良品でも手軽に手に入りますので、ぜひ、気になる方は使ってみてはいかがでしょうか!
◆2月10日放送分より 番組名:「ジェーン・スー 生活は踊る」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210210110000