TBSラジオ「松岡茉優 マチネのまえに」毎週日曜お昼12時から放送中!
2月14日・日曜お昼12時から放送された、第45回放送。
松岡:寒い日もあれば、暖かい日もあれば、体調管理が難しい日が続きますね。
ちょっとね、鼻がグズグズしている人が増えてきましたね。花粉症の影響でしょうね。あとは寒暖差のアレルギーの方もいますので、その方も鼻ムズムズするのかな。ここんとこはね、鼻がグジュグジュしてハクション!ってだけで(コロナか!?)みたいな雰囲気になっちゃってかわいそうですよね。だって花粉症は毎年毎年年グズグズしてクシュンクシュンしてるのにね。

ただ、逆を言えば疑われるのはもちろんヤな気持ちがするけれど、
(ちょっとだるいけど花粉症だろう、ちょっと微熱っぽいけど鼻が詰まってるからだろう)
というのはやめましょうね。きっと花粉症だと思うけど、もしかしたらこれは!って熱を定期的に測って。花粉症だから大丈夫というのは、今年はちょっとやめておきましょうと思います。
やっぱり体調が季節のそれでわかりにくくなってしまいますので、自分を疑って、人を疑うのはやめて、自分を疑っていけたらいいのかなと思います。
私も花粉症があるんですけども、またグジュグジュしだしたら、花粉症だろうとほっとかずにちゃんと熱を測るのを定期的にしたりして、コロナじゃないかなどうかなっていうのをちゃんと自分で確認していきたいと思います。

お仕事で現場にずっといると、家族という気持ちになってくるから、ついついね、同じ袋に入ったチョコをガサガサ、おせんべいガサガサってみんなで食べてました。コロナがある前からインフルエンザや風邪はあったわけだから。もしかしたらスタッフさんによっては一緒に暮らしているご家族にご高齢のご両親がいらっしゃったり、あとは帰ったら奥様が妊娠してらっしゃる方がいらっしゃったり。それぞれのスタッフさんのバックボーンを考えると、今回学んだことを「はい、解放されました!マスク全部無しで!」じゃなくて、除菌もなるべくなら続けたい。

もちろんね、汚れやすい方やアトピーの方はご自身のやり方でやって欲しい。マスクもね、もちろん気管が弱い方は長くつけてられないし、アトピーの方は耳が痒くなっちゃってダメで、人によってはマスクも除菌も本当にムリという方がいらっしゃるから、そういう方はもちろんご自身を守る術を持っていただきたいです。
自分を介して誰かを危険に及ばせてしまうんだということは、今回学べたことなんじゃないかなと思うんです。
難しいですね~。なんせ、私で言ったら早くモーニング娘。のライブをいっぱいの観客の人で、・・・でもそれもニューノーマルではどうかみたいになっちゃうのかな・・・。難しいなぁ。

なんだかね~、難しいですね~。何か新しくニューノーマルになった方がほっとする分野があれば、これはニューノーマルにしないでっていう分野もあるし。誰かにとってはそれが逆だったりするでしょうからね。私がほっとしているニューノーマルと、私が失われたくないっていうニューノーマルが真逆の人だってもちろんいるから。
本当にそれぞれの考えてることをそれぞれが思いやれるっていうのが一番なんでしょうか。話は尽きません。
「意外と売ってないんですよ、マフィンの型」ラジオネーム「40歳のマーメイド」さん
バレンタインデーの今日は小5と小2の娘2人と一緒に「チョコ作り」の予定です。一緒にと言っても、上のお姉ちゃんはお菓子作りが好きで今日は、下の子に教えてあげるそうなので私は見守り役といったところでしょうか。こういったご時世で家にいることが多くなったので自然とお手伝いをするようになったお姉ちゃんは料理も手際が良くて「卵焼き」は私よりきれいに作るような、下の子にとって良い先生になれそうです。
松岡:学校で渡すのダメなんですねー。そもそも持ってっちゃいけないよっていう学校も多いかな。私も小学校のとき、本当は駄目なんですけどやっぱり持ってきてる子いましたね。あとはやっぱり手作り渡すっていうのがなんとなくみんなの中で、それが普通だったので、手作りを作って渡してました。
でも、そうですね。今回は感染症の影響で、なかなか手作りをよそ様というか、自分の家族じゃない方に渡すっていうのはちょっと難しかったりするのかもしれませんね。なかなかいつも通りにいかないバレンタインかなと思います。
それでもね、デパートとかスーパーとか行くと「バレンタインコーナー」がいっぱいできてますよね。やっぱ製菓コーナーも盛り上がっていて、この時期はスーパーやデパートに行くとピンクや赤のピロピロっとしたやつとか垂れ幕など、かわいい気分になれて、素敵な時間ですね。

私、この前、意外と売ってないんだなと思ったのが、まあまあ大きめのスーパーに行ったんですけど、その時は私がキャロットケーキが作りたくて、マフィンの型で作るレシピだったからマフィンの型を探して行ったんですよ。そしたらマフィンの方で流し込むタイプってわかりますか?穴が開いてて一つのバットみたいのにマフィンの型が空いていて埋められる感じになってるやつは売ってるんですけど、1個1個の紙の一つ一つ入れて1つ1つ紙を持って食べれるタイプのマフィンの型が全然売ってなくて。

大きいスーパーだったから「すいません、マフィンの紙の持ち歩きできる型はありますか?」って聞いたら、「無いです」って。今、欠品してますって感じじゃなくて(最初から)無いですっていう感じだったんですよ。だから、今もしかしてあんまり需要が無いの?と思って。私が子供のときのイメージだと、別にバレンタインの季節じゃなくても、紙を剥いて食べるタイプのマフィンの型がいっぱいあったイメージがしたんだけど。
その後、2、3件回ったんですけど、やっぱり無くて。100円ショップにありましたね。仕事が分けられてるのかしら?(あ、無いんだなあ)と思って、ちょっとびっくりしました。
皆さんは、「本命チョコ」「家族チョコ」「義理チョコ」「友チャコ」「感謝チョコ」渡すことはありますでしょうか?1人当たりの予算の平均は『4448円』だそうです。全体のってことかな。で渡す人の平均が5人ということで、予算も渡す人も去年よりは少し減っている傾向にあるそうです。『4448円』って私、けっこうお値段が張るなぁ、太っ腹と思ったんですけど、普通ですか?

とはいえ、私もたまたま14日は現場が入っておりますので、現場にチョコレートになるのかチョコレート系のお菓子になるのか、差し入れをする予定ではございます。そうなってくると職場の人にってなると、ちょっと4000円じゃ済まなくなりますね。
「ホワイトデー」で返してもらいましょう!
「お悩み相談:人前で話すのが苦手。声が震えて顔が赤くなってしまいます」ラジオネーム「のふ」さん
大学1年生です。私は今「教育学科」に通っており、人前で話す機会がすごく多い毎日を過ごしています。しかし私は人前に立つことがものすごく苦手です。声が震えてしまったり、顔が赤くなってしまったり。先生を目指す人も多く、話すのが上手な人ばかりなので周りと自分を比べてしまって。自分が学びたかった「教育学科」を選んだはずなのに、今では「教育学科」になんて入らなきゃよかったと後悔でいっぱいです。まゆちゃんは何かを克服したいと思った時どうしていますか?
松岡:今これ読んでて私が最初に思い当たったのは、「アメリカの新しい大統領のバイデンさん」でした。バイデンさんは吃音を持ってらっしゃったんですよね。今はどういう治療があるのかちょっと私は詳しくないんですけども、トレーニングなんでしょうか。あとはメンタル面もすごく大きいのかなと想像します。
私はすごく早口でした。小学校から中学生、高校生ぐらいまでかな。
信じられないくらい早口で、当時のムービーを自分で見ると、早口で何を言っているのか本当にわからないんですよね(苦笑)いや、お前、今でも早口だぞって思われるかもしれないけど(笑)もっともっと早口だったんです。
本当に聞き取れなかったみたいで、15歳のときに時代劇に携わらせていただいたんです。時代劇はゆっくり喋るっていうんじゃないけど、やっぱり今どきの喋り方ではないわけですよね。1つ1つ丁寧に話すみたいな。早口をものすごく怒られました。いやあ、悲しかったな。自分ではやっぱり早口のつもりではないわけですよ。ゆっくり喋ったつもりが「まだ早い!」って言われると、(じゃあもういいよ!)みたいな気持ちになっちゃったり。
あとは滑舌もものすごく悪かったので、「おはスタ」という番組でおはガールをやってるとき、ベイブレードやカード系などの商品の紹介があるわけですよ。やっぱり難しい名前が多いんですよね、ニューマスターなんちゃら、リマスターなんちゃらかんちゃら版みたいな。そういうのを読むときに噛むんですよ。やっぱり噛めば噛むほど、来てくださってるクライアントさんにご迷惑がかかりますしね。せっかく商品を持ってきてくださったのに、それをちゃんと読めないというのが本当によろしくないので、中学生のときは滑舌で怒られましたね。高校になったら早口で怒られて。
私もけっこう喋ることに関して、・・・上手な方ではなかったです。滑舌で怒られたり、早口で怒られたり。
ゆっくりは喋れるようになったけど、今でも噛むし、滑舌もそんなに良くないし。何が変わったかな~。
(人に話してるんだぞ)っていう気持ちかな。
自分がわーっと話したいことを話すのもたまにはいいけど、相談者さんは先生になりたいわけだから。誰かに話す時に声が震えるのも顔が赤くなるのもすごいわかる。私が早口を卒業できたのって、日本語って“てにをは”があって言葉が繋がっていて、けっこう最後に大事なものを持ってくることが多いじゃないですか、英語と違ってね。その最後に持ってくる言葉、伝えたい言葉って、喋ってる時に1つ1つ出てくるわけじゃないですか。これがこうでこれがこうでって、ゆっくりゆっくり渡すような気持ち、言葉を1つ1つ、(はいどうぞ)(聞こえてる?)(どうかなこれ?)って。顔色をうかがうというか、よいしょよいしょと渡していくと、顔が赤くなってしまったり震えるという自分の意識の方に向かないようにならないかなって、私はちょっと思います。
「緊張」は無視!自分に意識を向かないようにする!でもね、私も震えてるんですよ。ついこないだ「ENGEIグランドスラム」の収録があったんですけど、その時もやっぱり本当は緊張で体が震えてるんですよ。だけど、緊張は無視無視、知らない知らない、緊張なんてしてないって無視しちゃうんです。なんかね、そうすると震えていることをいつの間にか忘れてたりします。震えちゃったりするのは自分に意識が向いちゃってるっていうことだと思うんですね。だから大丈夫、自分は大丈夫、緊張は無視無視。
私も震えてます。声も震えてるし、大事なとこで噛むけど、それでね、別に何かそれが罪になるわけじゃないから。一番大事なのは、生徒さんにどんなふうに育ってほしいかとか、きっとそれをすごい考えて考えて、生徒さんのことを大事に思ってるから緊張しちゃうと思うから。むしろその気持ちを、(すごい、こんなこと思えてる)ってちゃんと自分のこと愛してあげて、それで緊張を無視したらいいんじゃないかなと思うんですけども、いかがでしょうか?大学1年生でいらっしゃるから今後、実習もあると思うし、また、ぜひメールくださいね。
「些細な思い出の方がその時の匂いや感じたことを思い出しませんか?」「卒業文集でどんなこと書いて、今どうなったか」を報告してもらっています。
ラジオネーム「オリタンコ」さん
小学校の卒業文集で苦いエピソードです。同級生たちは小学校全体の思い出や将来の抱負を書いていました。しかし、私は秋に行われた「収穫祭」でふかした芋を食べ過ぎて最後はお腹のガスが止まらなかった出来事を書いていました。実家にいた頃、時々、本棚の整理をするたびに開いて「あ~、俺は、なにをバカな事を書いたのか・・・」と笑いながらも後悔していました。
松岡:すごくいいじゃないですか!だってあなたが覚えていないと、蒸かした芋でお腹のガスが止まらなかったっていう超面白いエピソードを覚えてられる人はいなかったわけだし。ご自身も忘れてしまってたかもしれないエピソードですからね。
大きなことを思い出すより、その些細なことの方が、そのときの匂いとか感じたこととか、手汗とか思い出しませんか?
私だけかな。だからすごい素敵な卒業文集だと思います。私はもしこれ見たら「いいね!」を押しちゃうと思います。ぜひぜひ、誇っていただきたいなと思います。

ラジオネーム「板橋の小さなパンや」さん
小学生の時の卒業文集を見返してみたところ「お店を持つこと」と書いてました。当時ガンダムのプラモデルが大好きで「おもちゃ屋さん」に入り浸っていて、お店のおじさんとも仲良くなり少しだけ店番を任されたりする程でした。その後、大人になって酒造メーカーに就職し「このまま定年まで会社にいるんだろうな~」って思っていましたが、色々あって会社を辞めることに。趣味で「パンの専門学校」に通って勉強していたのですが、「せっかく自分に投資したんだから自分で焼いたパンを色々な人に食べてもらいたい!」そう思って、一念発起して開業しました。まさか、小学生の卒業文集の通り「お店を持つこと」になっているとは!文集では店をやることまでしか書いてないので、ここからは人に喜んでもらうパンを焼くことが次の目標です。
松岡:わぁ~パン食べたい!パン大好き~。
素敵ですね。私も板橋ではないから違うパン屋さんかなと思うんですけども、脱サラしたパン屋さんを、1件知っているんです。脱サラしてご夫婦で始められたパン屋さん。すごくおいしいパンなんですよ。
もちろんね。「パン屋になるぞ!」って言ったパン屋も絶対おいしいんですけど、なんかまたお店の雰囲気がちょっと違うんですよ。ここからだ!というか。うーん、言葉にはできないけど、ちょっと雰囲気が違って。近くにパン屋が何軒かあったけど、そこに通ってましたね。もちろん味も美味しいんだけど雰囲気が好きで通ってました。
素敵ですね。人に喜んでもらうパン、ぜひ、私もいただきたいです。
確かに最初はおもちゃ屋さんをイメージしていた「お店を持つこと」が、まさかパン屋さんになってるなんて楽しいですね。人生は何歳からでも新しいスタートが始められるんですね。どうかどうか、その人に喜んでもらうパン、私も食べたいし、たくさんの人に届きますように。

★『鲁肉饭』(ラジオネーム「まりあ」さん)
「『台湾のおふくろの味』と言われる料理でトロトロに煮込まれた甘辛い豚肉と白米の相性が抜群!お店に食べに行くことも難しいので、食べたいものを自分で料理することも良きことだなぁということで、確かにご気軽にね、ごはんをお外で食べることが気持ちの面で難しくなってますから、食べたいってときに自分で作れたらベストですよね。」

★『手作りのたい焼き』(ラジオネーム「みかん」さん)
「地方出身で今は一人暮らしなのですが母が毎週何かしら食料を送ってくれて『たい焼き』は週に4匹も届くので、平日はほぼそれになりそうということですが、たい焼きの手作り!たい焼きののプレートが売ってるんですかね。かわいいな、いいな」

★『マカロニサラダ』(ラジオネーム「暇人ブーラ」さん)
「故郷の北海道(私の家だけか?)ではマカロニサラダに缶詰のミカンを添えます。「キュウリの酢の物」にも入れます。「ポテトサラダ」にはスライスしたリンゴが入ってますよということですが、これは『料理に果物を入れる論争』ですよね。酢豚にパイナップルを入れたりとか、最近だと「柿のサラダ」。牡蠣じゃなくて、あのフルーツのね。桃のサラダ、いちごのサラダとか、フルーツをサラダに使うのは私は大好きなんだけど、ダメって人からするとダメですよね。果物は果物で食べた方が絶対美味しいという人もやっぱりもちろんいらっしゃって。でも、マカロニサラダに缶詰のみかんを初めて聞きました。北海道の地域によってはあるのかしら。知ってるよ!という方がもしいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください」

そして、私のお昼ごはんですが、今日は現場で丸一日お仕事をしている予定なので、おそらく現場でお弁当をいただいてる頃かなと思います。

差し入れ事情でいうと、私達の業界はタレントさん、スタッフさんだとプロデューサーさんや監督さんが差し入れを入れるっていうのが定番だったんですけども、差し入れが一切NGですという現場もあります。あとは、個包装で、1個1個くるまれてるものはOKですっていう現場もあったり。
例えば、お大福がいっぱい入ってる桐の箱をそのままどうぞっていうのはNGになってしまってるんですね。ほとんどの現場がそうかなと思います。やっぱり手で触れて、隣のお菓子に触れてしまうようなところはNGなんですよね。
だからバレンタインで差し入れますかってなったんですけど、今までだったらチョコって、けっこう大きい箱にワーッと入ってるチョコって多いじゃないですか。あれかなと思ったんですけどあれだとね、触れちゃうから駄目なんですよ。だから個包装でと思って、包装のものを探したりもしました。
ただね、包装に関してはやっぱり家族で大きいのを食べるのはいいと思うけれど、不特定多数といいますか、現場は多いと100人以上いますからね。100人以上が確かに一つのものに手を突っ込んでたのはちょっとどうだったんだろうっていうのは、ちょっとと思っちゃいます。
◆2月14日放送分より 番組名:「松岡茉優 マチネのまえに」
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