TBSラジオ「山形純菜 プレシャスサンデー」(日曜日・午前6時~8時30分)は「日曜日の朝を楽しく」をテーマにおくるワイド番組。

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ゲストコーナー「プレシャスエンターテイメント」では、様々な分野で活躍する方を招き、お話を伺っています。

3月21日(日)ゲストは、落語家・瀧川鯉斗さん(2週目)

元暴走族総長の落語家・瀧川鯉斗、初心者にもオススメ演目「明烏」「紺屋高尾」▼落語の稽古は朝がいい!

瀧川鯉斗さんは、1984年生まれ、愛知県名古屋市出身。
15歳ごろから暴走族として過ごし、2002年、俳優を目指して上京。
東京で、のちの師匠・瀧川鯉昇さんの落語に衝撃を受け入門を決意。
2019年5月、「令和初の真打」となり、高座だけでなく、テレビやファッション誌など、幅広い分野で活躍中です。
そして先日、初の自叙伝「特攻する噺家」をワニブックスから発売しました。

3月14日から2週に渡り、ご登場。
2週目は、鯉斗さんの本「特攻する噺家」から落語初心者にもオススメの演目を教えて頂きました!
ちなみに、春風亭小朝さんの教えで、稽古は朝することにしているそうです。
「朝は脳がフレッシュな状態なので覚えやすい」とのことです。

元暴走族総長の落語家・瀧川鯉斗、初心者にもオススメ演目「明烏」「紺屋高尾」▼落語の稽古は朝がいい!

★お初のめでたい演目「明烏(あけがらす)」

(鯉斗さん)
マジメな若旦那を心配した父親が、町内の不良に頼んで、息子を吉原に遊びに行かせます。
若旦那は、初め、驚きますが、無事、吉原で女性と用を済ませましてチャンチャン♪
お初の話ということで、めでたい演目なので、僕の真打披露興行の新宿末廣亭・大初日にやりました。
30分位の話なので、ぜひ、独演会などで聴いて欲しいですね!

★お江戸のラブストーリー「紺屋高尾(こうやたかお)」

(鯉斗さん)
染物屋の若者が町で紺屋高尾という花魁に惚れてしまった。
当時、花魁に会うというのは、大変なことで、とんでもないお金が必要だし、花魁に断られる場合もある。


でも、若者は3年かけてお金を貯めて花魁に会い、彼女に思いを伝えて、見事ハッピーエンド。
…という一途な男のお江戸のラブストーリーです。
柳家花緑師匠に稽古をつけて頂きました。
元暴走族総長の落語家・瀧川鯉斗、初心者にもオススメ演目「明烏」「紺屋高尾」▼落語の稽古は朝がいい!

★今後は年相応の噺を

(鯉斗さん)
落語は年をとるごとに味が出るといいますから、年相応の噺をしていきたいと思いますね。
今は、若いイメージを持たれていますから、色っぽい噺や「明烏」「紺屋高尾」といった演目が合うのかな、と思って落語と向き合っています。
でも今後、白髪になったり、面白い容貌になってきたら、粗忽ものとか滑稽ものとかをやろうかな、と思いますね。
弟子をとるのは…、45歳とか50歳になったらですかね。
まぁ、成り行きだと思いますが。

その他、前座時代から交流のある神田伯山さん、おぎやはぎのお二人とのエピソードなど、お伺いしました!

◆3月21日放送分より 番組名:「山形純菜 プレシャスサンデー」
◆http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210321060000

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