TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!
9月27日(火) 放送後記
実は先日、スーさんが、番組パートナーやスタッフにトレーニング用の「ゴムチューブ」をプレゼントしてくれました。
「ゴムチューブ」は、ゴムバンド、トレーニングチューブ、フィットネスバンドとも呼ばれるもので、細長いゴム生地が輪っか状になっている、エクササイズ用のアイテムなんです。
せっかくもらったのなら、トレーニング方法をちゃんと知りたい!ということで、詳しい人に教えてもらいました!
話を伺ったのは、フィットネスのスタジオでトレーニングなどを教えている、ライフスタイルクラブ代表の ゆこ さん。
ゴムチューブは持ち歩きに便利!
■利点は、小さくて薄いのでかさばらずどこにでも持って行ける。
■補助にも負荷にもなるのでリハビリなど幅広く使われる。
■ゆこさんも70代のお母様にプレゼントした。
■同じ方向に伸びやすいのでフォームがよくなる。
■ゴムバンドがないと前や後ろにいったり、変な方向にいきやすい。
■ゴムバンドがあると、正しい動きの補助になる
ゴムバンドを使う際の注意点は「フォーム」
■ゴムバンドもダンベルもフォーム大事。軽いので適当にやりがちで、変な姿勢になったり、ケガのリスクがある。
■適当にやらずに、自分がどう動いているか、どこにきいているか感じながらやる。
■トレーニングの時間、回数、重さを気にして、やった気になりがちだけど、動作がカラダの形を作るので、まずはゴムバンドでいいフォームをゲット。
→ゴムチューブ。いまは、100円ショップでも買えます。
スーさんがくれたのも5個で1000円ぐらい。
ちなみに、ゆこさん自身も、会社員時代はまったく運動をしない方で、カラダを壊したのをきっかけにトレーニングをはじめて現在に至るそうです。だから「できない私たちの気持ちもわかってくれる」んです!
つづいて、具体的なトレーニング方法、教えていただきました。
ゴムチューブが手元にある方はぜひ一緒にやってみましょう!(ない場合は、タオルでも代用可能です!)
※動く際はまわりに注意して行って下さい。ケガをしていたり、カラダに痛みを感じたら、ムリして行わないようご注意ください。
「肩甲骨ワーク!」
ゴムチューブをかけたまま腕を上げ下げして、肩甲骨をほぐす運動。これは、普段使わない、背中の筋肉を使いますが、負荷をかけのるがメインのものではなく、カラダを整えるのが目的だそうです。(これは、立っても座ってもできる運動です。)
①まず基本の姿勢。両腕をバンザイして、天にまっすぐ完全に伸ばしきります。
②輪っかが、両手首の外側を囲うようにゴムチューブをかけます。

③前腕の向きを変えないにしながら、両腕のヒジを斜め横に下げていきます。
・下げきったときに、両腕がWの字になるイメージです。
・このとき、ゴムチューブが首の後ろを通るようにします。
・そして、肩甲骨が動いているのを意識して感じましょう。
④ゆっくり、腕全体を上げ、最初の姿勢に戻りましょう。これで1回。
<注意点>
無理やり手や腕のチカラを使って広げようとすると、そっちの筋肉を使ってしまうので、
・広げる幅は意識せず、少しのチカラで大丈夫。
・胸が広がり、猫背になりがちな姿勢の改善が期待できます。
※回数は、10~15回1セットで、3セットほどがいいそうです。
「お尻トレーニング!」
今度は、筋トレ。うつぶせの姿勢で足を上げ下げして、中臀筋というお尻を形成する筋肉のひとつ、を鍛えるトレーニング。中臀筋は、歩く、走る、片脚立ちになる際に、身体を支えるのに重要な筋肉。
この筋肉が弱っていると歩く時にふらついたりすることがあるので、生活に必要な筋肉なんです。
こちらは、うつぶせに寝て行う運動で、ベッドやヨガマットなど、硬くない床で行いましょう。
①ゴムチューブを足首にかけたら、つぶせに寝てカラダをまっすぐ伸ばし、ヒジをつきます。

②足を肩幅に開きます。

③ヒザを伸ばしたまま、片方の足を上げます。
・太ももからかかとまでまっすぐ伸ばしたままですよ。
・お尻の筋肉にきいていることを感じて下さい。
※運動が苦手な方は、あまり高く上がらないかもしれませんが、ムリせず筋肉にきいているかを確認しましょう。
こちらも、回数は、10~15回1セットで、3セットほどがいいそうです。
ゴムチューブ、100円ショップ、オンラインショップでも買えますが、負荷の強さや長さなど自分にあったものを選びましょう!ゴムチューブトレーニング、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。