TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月~木曜日の11時から放送中!

2022年10月3日(月)放送後記

生活の知恵を授かるコーナー「スーさん、コレいいよ。」
今日のゲストは、気象予報士で防災士の資格も持つ長谷部愛さんでした。

本棚に並べるだけ?ズボラでもできる「備えない防災」とはの画像はこちら >>

今回のメインテーマは・・・
「防災の準備したいけど、邪魔だし、めんどくさい!そんな人は、“備えない防災”フェーズフリーを意識しよう!」

さきほど台風の話の中で、ライフラインの寸断で大変な思いをされた地域があるとお話ししましたが、実は私の住んでいる家でも、三連休の土曜日の朝に1時間停電が起こったんです。


▼防災士という資格持っていながらでも、いざ電気がつかなくなると、身体が動かなくなる。九州など全国的に大きな被害が発生したので、皆さんも他人事ではない。
▼防災への準備がしてある人は全体の50%。私自身、防災への備えを呼び掛ける立場ではありますが、一生のうちにあるか、ないかのことに対して、なかなか出来ない気持ちはとてもよく分かります。
▼そんな中、ずっと考え続けてきて行き着いたのが、備えない防災、フェーズフリーという考え方です。

▼フェーズフリーとは、身のまわりにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、非常時にも役立てることができるという考え方です。

▼防災用品のほとんどは、ふだんはしまっていて、非常時のみに取り出して使うもの。
・そうではなく、いつもの生活で便利に使っているものを、非常時のもしもの際にも役立てようということです。
・また最近、そんなフェーズフリーな商品・サービス・アイデアが増えてきています。

▼普段使っているものが災害時にも使えるため、とても安心で、わざわざ防災用品を別で用意する必要がないため、低コスト、省スペースで備えることができます!

▼例えば、夏に流行った「手持ち扇風機(ハンズファン)」やスマートフォンのライトも、いざというときに使えるアイテムになります!日常で使っていて、非常のときにも役立てるものは全て、「フェーズフリー」と言えます!

▼講師をしている美術大学の授業で、防災用品グッズのデザインを考えるというのをやっていて、今までたくさんの防災用品グッズを調べてきました。5、6年前は、防災グッズのお洒落なデザインが出始めたくらいでしたが、近年、呼びかけがじわじわと進み、ここ数年で、関連商品なども増えてきてます。

普段使いしやすいフェーズフリーな商品は・・・

おうちの本棚に入れておくだけ!防災用品トートリュック避難セット

本棚に並べるだけ?ズボラでもできる「備えない防災」とは

「軽量トート型リュックタイプ」避難セットです。
最低限必要な防災グッズがセットになっていて、A4サイズなので書棚やデスクの引き出しにも収納可能です。


▼わざわざ場所を設けずにおいて置ける形なので、“日常に溶け込む”フェーズフリーな防災用品なんです。
▼最近は、ヘルメットなどもたためるタイプが出てきて、すき間に挟んでおける。

本棚に並べるだけ?ズボラでもできる「備えない防災」とは

もしものときに開ければ、トートバッグまたはリュックになるので、両手を空けて避難できます。

本棚に並べるだけ?ズボラでもできる「備えない防災」とは

「防災用品 トートリュック避難セット」は、セラフィム・ワン株式会社公式ホームページから購入できます。
定価が2,200円ですが、現在値下げされて、税込み1,760円です。

コジット「リュックになる玄関チェア」

防災用品をすぐに持ち出せる玄関用チェアです。
普段は玄関チェアとして利用し、椅子の中に防災用品などを収納。
緊急時は、背面のベルトを出して持ち出せるリュックに早変わりします。
▼中に、出かける時に必要なもの、忘れがちなものを入れておくのも便利。
(ハンカチやペットボトル、軽食(ナッツバーとかお菓子)等)
▼防災グッズはいざというときに必要だけど、置く場所を取ってしまう。
これなら、普段は靴を履くときの椅子として、すぐに持ち出すことができる!

「コジット リュックになる玄関チェア」。
Amazonでは税込み4,378円で購入できます。

【長谷部愛】
神奈川県出身。
各地のラジオ局やテレビ局でキャスター、ディレクター業を経験し、気象予報士資格取得後は、TBSラジオやYahoo!天気・災害動画などメディアを中心に気象情報を伝えています。
防災士や健康気象アドバイザーの資格を活かし、2018年からは、東京造形大学の「特任教授」として、「天気とアート」の研究、講義も行っています。
番組でも、いつもお天気を伝えていただいていますが、今日はお天気にまつわる情報を教えていただきます。

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