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11月5日(土)放送後記
今週からのゲストは、元メジャーリーガーで野球解説者の 岡島秀樹さんです。
最上階10階にある『エグゼクティブ オーシャンビュー テラス スイート 1007号室』で東京湾を眺めながら、お話伺います。
収録当日朝は、大谷選手の試合を解説されてきたという岡島さん。
岡島「投げた次の日にまた試合にでる体力も素晴らしいですよね。」
要「僕は、8月に試合を見に行ったんですけど、大谷選手の凄さが滲み出ていて、果敢に攻めて行く、オーラが違いました。」
岡島「全力プレーなんですよね。野球好きの子供がそのまま大人になった感じですよね。」
岡島さんご自身もメジャーリーガーとして、2007年ボストン・レッドソックス時代にはワールドシリーズ優勝を経験されています。
選手から、野球解説者へ。
現在は、野球解説者として活躍されている岡島さん。
野球選手だったからこその解説を心がけ、事前準備を欠かさないようにしているのだそう。
岡島「自分が現役の時、”この人は自分を見てくれているか” 、が、解説を聞くと分かったので。今は、色んな選手のいいところを言葉にして伝えてるために、下準備はしっかりして研究するようにしています。」
近藤「最近のデータっていうと、ベンチに座っている時の癖とかも、アメリカだと捉えられているって聞いたことがあるんですけど...」
岡島「僕らの時代よりも、今はデータで色々やられてますね。全て見えますからね。配球も読んできますし、打つ方向もデータが出ていますから。日本も取り入れてきてますね。今、特にキャッチャーは大変だと思いますよ!ピッチャーの球種を覚えた上で、そこからデータと照らし合わせて...頭の切れる人じゃないと。」
近藤「岡島さんが現役の時、”え!今これか!”っていう指示はありました?」
岡島「ありますよ!」
要「首振ってますもんね、たまに」
岡島「あ、あれは、首を振るっていうサインもあるんですよ(笑)色んな球種があるんで、心理戦です。

スカウトする際に見るのは…選手の〇〇
岡島さんが現役引退を決意されたのは、2015年のキャンプ中の、軸足の大きな怪我がきっかけとなりました。
要「回復を待つ、という選択肢は 無かったんですか?」
岡島「年齢も年齢だったので。若ければ回復も早いかもしれないですけど…。それまで大怪我はなかったので、(その時の怪我で)自分のパフォーマンスが下がってしまって。」
引退後は、指導者という道ではなく、球団を裏で支えること仕事が合っていると感じ、スカウトもされるように...
近藤「スカウトって、選手のどういうところを見られているんですか?」
岡島「まずは、性格です。負けず嫌いでハングリー精神のある人ですよね。尚且つ、海外から日本にくる選手だったら、日本にどれだけ適応できそうか。ピッチャーなら、アメリカと日本はマウンドも違うので、日本のマウンドでもカバーできるか。バッターなら、長打も必要ですけど広角で打てる選手ですかね。」
近藤「フィジカルも、海外選手は違いますよね?」
岡島「違いますね。アメリカの野球は、天然芝なので、内野手でも全然違うんですよ。それを日本に連れてくるというのは難しいので...ただ、最終的には性格。日本に合う性格、ハングリーさを大事にしたいな、と思ってます。」

要「日本へくるメリットってあるんですか?」
岡島「1軍に早くあがれば、給料高いんですよ。1年で結果を出せば、億くらいの年俸になります!でも、アメリカは3年活躍しないと給料上がらないんですよ。」
今週はここまで。
来週も、大谷選手の話を始め、野球のお話たっぷり伺います!