TBSラジオでカーマニアの安東弘樹が、車が大好きな方をお迎えしてお送りする『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』。今週のゲストは先週に引き続き、元プロレスラーの武藤敬司さん!今週は武藤さんのこれまでのカーライフを振り返ってもらいました。

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武藤さんの免許エピソード

武藤さんが免許を取得したのは高校の春休み。当時は10万円で取れたのに、今では場所によっては40万円ほど掛かるとか…さらに、武藤さんはアメリカ・テキサスでも免許を取得されているそうです。

当時、アメリカでは教習車で練習するのではなく、なんと自分で車を用意しなければならなかったとか。そして筆記試験では、英語はもちろん、中国語表記なんかもあったそうですが、残念ながら日本語での出題はなく、辞書片手に臨んだそうです。流石にハードルは高く、3度目にしての取得。ちなみにかかった費用は十数ドルだったとか、、、

免許といえば、長州力さん。なんと長州さんは、メキシコでライセンスを取得されたそうですが、普通自動車だけでなく大型から牽引車などなど、すべての車種を運転できるとのこと!それなのに、当の本人は全く運転をしないんだそうです。

武藤敬司、アメリカでの恐ろしいカーライフエピソードを語る

アメリカでのカーライフ①

日本とアメリカではルールが違うので混乱することも多いそうです。そんな混乱エピソードとして紹介いただいたのは、当時、アメリカで一緒にプロレス活動をしていたカズ・ハヤシさん。

銃社会のアメリカでは、パトカーが違反車を取り締まる場合、必ず相手の車の後ろにつけるんだそうです。そして警察官がパトカーから降りてきて、違反車の車にやってくる。その時、違反を犯したドライバーは、決して車の外には出てはいけないというルールがあるそうで、、、しかしそれを知らないカズ・ハヤシさんは、無謀にも車の外に出てしまったんだとか。慌てふためいた警察官は、拳銃を取り出し、ホールドアップを叫び、、、

こんな経験をされたカズ・ハヤシさんですが、これで就労ビザが取り上げられてしまうんじゃないかと心配して、なんと裁判を起こすことに。掛かった費用は100万円ほど。

そしてその裁判に、、、負けてしまったカズ・ハヤシさん。罰として清掃などの福祉活動をするハメになってしまったそうです。

武藤敬司、アメリカでの恐ろしいカーライフエピソードを語る

アメリカでのカーライフ②

武藤さんがアメリカに最初に渡った時のエピソード。この時、武藤さんは国際免許を持っていかなかったそうで、車社会のアメリカ生活は大変、困ったんだとか。そこで最初にやらなくてはならないこと。それは、、、運転してくれる女性を見つけること。そこでプロレスファンののとある女性がその役をかってくれたそうで、、、

しかし当時、彼女が住んでいたのは武藤さんが居を構える街の隣。

電話をするにも市外局番だったそうで、公衆電話から彼女に連絡を取る時がとにかく大変。いちいちオペレーターが登場して、英語で捲し立てられることも。それでも素敵なアメリカライフだったと振り返ります。

武藤敬司、アメリカでの恐ろしいカーライフエピソードを語る

アメリカでのカーライフ③

グレート・ムタ時代より前の1980年代後半。アメリカ・テキサスにて活躍していた武藤さんですが、やはり1人で寂しい思いも。試合が終わり、早朝の帰宅ドライブ。

1人でステアリングを握る中、カーラジオから流れてきたのは「スキヤキ」。坂本九さんの「上を向いて歩こう」の英語カバーバージョンなのですが、これが武藤さんの心にたいそう響いたそうです。