テーマは「動物と自然を一緒に楽しめる動物園」
今回は、暖かくなってきて外に出かけたい!という方に、「動物と自然を一緒に楽しめる動物園」をご紹介。
日本には動物と一緒に植物も一緒に楽しめる場所がたくさんあるんです。
関東でスマトラオランウータンが見られるのはここだけ!市川市動植物園!
千葉県市川市が運営する、市立の動物園と植物園。レッサーパンダやキツネザル、小動物を中心におよそ68種の動物が飼育されています。併設する植物園には、多肉植物や熱帯植物、バラ園などがあります。それほど広い動物園ではないので、さーってみるとすぐ終わっちゃうんですが、ぜひ注目の動物みてください!
見どころは?
「スマトラオランウータン」
ポボちゃん、イータン、りりいの3頭。
日本の動物園ではボルネオオランウータンが多い。スマトラは珍しい。スマトラオランウータンが見られるのは、関東ではここだけ。しかも、この規模の動物園でいるのが珍しい!
ちなみに、スマトラがいる動物園は日本で4つ。
ほかは浜松、戸部、豊橋。3頭いるというのもすごい!東山動物園の子が最近亡くなった。
飼育員と仲がいい。紙パックの牛乳を飲んでいたり、ただ展示ではないので、タイミングがよければ、そういう場面に出会えるかも。
ほかは・・・
レッサーパンダが多い。
→レッサーパンダは、市川市のマスコットにもなっています。「市川梨丸」
リクガメが園内を散歩することも。
ジョディというおばあちゃんのマンドリル(1990年生まれ)がいます。
国内の動物園では現在およそ70頭のマンドリルが飼育されていますが、そのなかで30歳を超えているのは3頭だけ。飼育下のマンドリルの寿命は25~30歳とされていることから考えても、ジョディはとっても長生きしているということがわかります。
バラ園がおすすめ!
動物園から少し歩いたところに植物園があります。
一番の売りは、バラ園。バラは春から秋にかけて、数十種類が咲くようです。温室には、亜熱帯の植物があり、ジャングルのような様子。ちなみに、近くに「大慶園」という大きなゲームセンターがあって、市川市民にはおなじみなんですが、こちらもたっぷり遊べます。
→「市川市動植物園」は、JR本八幡駅から京成バスで40分ほど。
入園料は大人440円、子ども110円。
運がよければコツメカワウソの赤ちゃんが見られるかも!智光山公園 こども動物園!
智光山公園は埼玉県狭山市にある公園で、総面積53.8ヘクタール、東京ドーム11個分の広大な敷地に公園内には、市民総合体育館、植物園、アスレチックなどがあり、その一角に動物園があります。
注目の動物は・・・
●コツメカワウソの赤ちゃんが生まれたばかり!タイミングがよければ外に出ていることも。24日に野崎が言ったときは見られたそう!
(写真はイメージです。実際の智光山公園の個体とは異なります)
●アメリカバクのハニワくん
●ケープペンギン
花菖蒲園、バラ園があったり、とにかく広いので自然たっぷりです!
春の桜、夏の深緑の雑木林や蛍、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の景観が。~まわりをサイクリングするのもオススメ
→「智光山公園 こども動物園」は、西武新宿線「狭山市駅」からバスでいくことができます。
入園料は大人200円、小・中学生50円。開園時間は、午前9時30分~午後4時30分。休園日は、月曜日です。
ボルネオオランウータンのスカイウォークがすごい!多摩動物公園!
東京の方にはおなじみの動物園ですが、注目ポイントは・・・タスマニアデビルが戻ってきたこと!
去年、最後の1匹亡くなって日本にいなくなった。今月の14日から公開が始まっている。
●ボルネオオランウータンが日本で一番多い。
●このオランウータンがスカイウォークするのを見られることも。
地上15メートルをロープを掴んで渡って飛び地にいく。~ジュリー、ホッピー、ロキ、イキなど・・・
~表情がわかりやすいので個体認識しやすい。
アジアゾウのアヌーラさんというおじいちゃんがいて、今年で推定71歳で日本最高齢です。
多摩動物公園は1958年にできたので多摩動物公園よりも年上になります。また、「緑の20」という65歳以上のオオフラミンゴのオスもいます。右脚に緑色のリングがついていて、そこに20という数字が書いてあるのでそう呼ばれています。
ほかにも、多摩は動物にちなんだドリンクがありますが、最近の新作は
「タスマニアデビル飲んデビル?」という、タスマニアデビルのマシュマロが乗ったものです。
今年の干支の辰にちなんだモグラ(土竜で竜がつくので)のマシュマロ入りのココアやフラッペ、ターキンという動物モチーフのドリンクなどもあります。
昆虫館、温室になっている。花も。この動物園自体、山を切り開いて作っているので、植物というかガチ自然です。
→「多摩動物公園」は、京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」から徒歩1分。
入園料は大人600円、中学生200円、小学生以下無料。65歳以上の方は300円。開園時間は、午前9時30分~午後5時。休園日は、水曜日です。
<野崎浩貴さん>
1988年東京生まれ。水曜日のカンパネラのアルバム「UMA」のアートワークやツアーグッズのデザインを手掛けたり、菅田将暉さん主演の短編フィルム『Summer break』の脚本・監督を務めるなど映像クリエイターとして活動されています。代表作に短編映画『絶滅危惧種』など。そんな野崎さんが道に迷っていたあるとき、井の頭自然文化園でアジアゾウのはな子を見たことをきっかけに動物に魅せられ、それ以来、年間170回以上、動物園や水族館に通うようになり、日本全国の動物園の魅力を伝える活動されています。