ふらっと こども電話相談室
2024年6月26日放送
TBSラジオで長年親しまれた名物企画「全国こども電話相談室」(1964年~2008年)のコンセプトを受け継いだコーナーです。パンサーの向井慧が「電話のおにいさん」となって、毎回、様々な質問に合わせた頼もしい先生をお呼びしています。
Q. カルシウムはなんでいっぱい必要なの?うやったらお料理ができるようになりますか?(静岡県 れいかちゃん 7歳 小学1年生)
(回答した先生)島本美由紀さん/料理研究家、ラク家事アドバイザー
向井おにいさん:小学校は楽しいですか?
― 楽しいです。
向井おにいさん:何がいちばん楽しいですか?
― 今、ひらがなの勉強をしていて、そのひらがなの勉強が好きです。
向井おにいさん:へえー! もうひらがな、全部書けますか?
― はい。
向井おにいさん:なんか苦手なひらがなってあります?
― 「る」です。
向井おにいさん:「る」ね(笑)。いいですね、元気いっぱいのれいかちゃん。今日は聞きたいことがあるんですよね。
― はい、カルシウムはなんでいっぱい必要なの?
向井おにいさん:これはいつ疑問に思ったんですか?
― あのお、管理栄養士のお仕事があったときに、なんか機械でやったときにカルシウムが少なかったので、カルシウムが多いとなんでいいんだろうかなあと思って。
向井おにいさん:ほお~・・・。管理栄養士? それは、授業?
(電話口にささやく声)お仕事体験・・・。
― お仕事体験です。
向井おにいさん:あははは。
― うん。
向井おにいさん:そのときに、体にはカルシウムが大事だよっていうことを教えてもらったの?
― うん。
向井おにいさん:でもなんで大事なんだろうっていうのがまだわからないってことかな?
― はい。
向井おにいさん:じゃあ、島本先生お願いします。
島本先生:はい。れいかちゃん、こんにちは。先生がれいかちゃんと同じ年だったときにカルシウムっていう言葉はたぶん知らなかったかもしれない。だから、そんな質問をするれいかちゃんはとってもすごいなって思いました。
― はい、ありがとうございます。
島本先生:はい(笑)。
― あー、そうなんですね。
島本先生:うん。れいかちゃん、牛乳は好き?
― 好きです!
島本先生:えらーい! いいねえ。じゃあカルシウムもちゃんと取れてるね。ヨーグルトはどう?
― ああ、食べてます。
島本先生:おっ、すごいねえ。カルシウムは、ほかにも小松菜や納豆やわかめとかにも含まれているんだけど、納豆は好き?
― 好きです。
向井おにいさん:へえー! 好き嫌いはあんまりないのかなな。
島本先生:ねえ、すごいです。ちなみに先生はね、小学生のとき納豆が苦手だったの。
― えっ? ふふふっ!(笑)
島本先生:あ、笑われちゃった(笑)。そうなの。でも今は好きになったから。れいかちゃんは何がいちばん好きなの?
― うーん、ブロッコリー。
向井おにいさん:へえー! えらいねえ。結構、子どもだったらよけちゃう・・・、お肉だけ食べちゃうみたいな。
島本先生:ねえ。わあ、すごい、えらいね。わかめにもカルシウムが含まれているんだけど、わかめの味噌汁とかは好き?
― うん、好きです。お母さんが作ってるときは好きです。
向井おにさん:お母さん嬉しいだろうねえ。
島本先生:ねえ。カルシウムと一緒にビタミンDっていう栄養素も一緒に取るとさらに骨が丈夫になっていくんだけど、例えばお魚は好き?
― あんまり好きじゃないです。
島本先生:あんまり好きじゃない? じゃあ、お肉は好き?
― お肉、好きです。
島本先生:よかった。お肉でも大丈夫。きのこはどう?
― きのこ大好きです。
島本先生:すごいな。じゃあ、さっき言った牛乳とか小松菜とか納豆と一緒にお肉やきのこを一緒に食べると、しっかりと骨を丈夫にしてくれるよ。もし食べ物でちょっと苦手なものがあるんだったら、実は裏技があって・・・。
― うん、うん。
島本先生:太陽の光をたくさん浴びると、皮膚でビタミンDが作られてカルシウムが体にたくさん取り入れられるので、骨が丈夫になるの。
― はい!
島本先生:うふふ(笑)。外で遊べそう?
― はい、外で遊ぶのは好きです!
島本先生:ああ、いいねえ。
向井おにいさん:れいかちゃんは身長、大きくなりたい?
― 思います。
向井おにいさん:背の順だったらどこらへん?
― 真ん中です。
向井おにいさん:大きくなりたいんだったらカルシウムを取って、ビタミンDを取るのもいいし・・・。
島本先生:外でたくさん遊ぶ!
向井おにいさん:そして太陽の光を浴びる、ということみたいです。
― はいっ!
向井おにいさん:はい、元気いっぱい答えてくれました(笑)。
(回答者プロフィール)島本美由紀さん。料理研究家でラク家事アドバイザー。お料理や家事を誰でも楽しく簡単にできるアイデアを提案しています。海外50ヵ国を旅した経験が暮らしのいろいろなアイデアにつながっているそうです。