「老梅緑石槽」は春だけに見られる現象です。

台湾の北海岸の神秘的で美しい緑の海岸線はフォトジェニックで、 カメラマン達をトリコにしています。
この緑の海岸線は毎年の三月から五月くらいまで現れ、 夏になり暑くなると消えてしまうのです。

この神秘的な海岸はどのようにしてできたの?
台湾北海岸の春限定の絶景!フォトジェニックな緑色の海岸線「老梅緑石槽」

 
この海岸線の緑色の風景の成り立ちは、 2000年前に台北の中部にある大屯火山が大爆発した時に溶岩が この北海岸まで達しました。

その後侵食された岩の上に藻が生えるようになりました。その後、この風景は毎年、2000年位繰り返されているそうです。

緑色の海岸線はとても美しく神秘的です。台北から車で2時間近くかかりますので、秘境のようなところ。台湾人の選ぶ秘境の中にも入っています。

フォトジェニックな風景
台湾北海岸の春限定の絶景!フォトジェニックな緑色の海岸線「老梅緑石槽」


台湾人にはInstagramで、とても人気が出ています。

筆者は老梅緑石槽を5~6年前から定点観測をしています。大好きな風景の一つです。けれども前は全然人がいないかったのです。この海の風景を貸し切り状態でした!

でも、最近はカメラを持った人がたくさん押し寄せています。


台湾北海岸の春限定の絶景!フォトジェニックな緑色の海岸線「老梅緑石槽」


引き潮の時には広い面積で見ることができる緑色の海岸線は、 満ち潮の時はあまり姿を現していません。お天気で、引潮という条件が合わないと、 なかなか美しい写真を撮ることができません。お天気が良くて、引潮の時が絶好の撮影タイムです。

藻を踏んだり、剥がしたりすることは違法行為になりますので、 気をつけましょう。

見どころの季節はいつ?
台湾北海岸の春限定の絶景!フォトジェニックな緑色の海岸線「老...の画像はこちら >>


三月から五月までの三ヶ月ぐらいの間に、 もし機会がありましたら、 ちょっと遠いのですが台湾の北海岸をぜひ見に行ってみてください 。プチ秘境に冒険の旅に出てみてくださいね!

行き方について

行き方は地下鉄の淡水駅から基隆行きの862番のバスで、「老梅」で下車します。バスは30分に一本くらいです。その後海岸の方に歩いていきます。

時間帯により、1時間に一本の時間帯もありますので、 帰りの時刻表を確認しておきましょう。

老梅緑石槽
住所:新北市石門區老梅社區沿海



[All Photos by taipeijin]
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