神輿の原点は奈良時代に
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神社のお祭りのつきもの、なによりの華ともいえる神輿。男たちが激しく神輿を担いで町内を練り歩く姿は実に勇壮だが、果たしてどんな意味があるのか。
奈良時代の749年、聖武天皇が進めていた東大寺建設プロジェクトを耳に挟んだ宇佐八幡宮の神は、金色の鳳凰を屋根に頂いた輿にうち乗り、助っ人に出かけたという伝説がある。これが神輿らしき乗り物が日本の歴史にはじめて登場する出来事とされる。ふだんは神社の本殿に鎮座している神だが、イザとなれば扉を開け放ち、世間に飛び出す。そのときの乗り物こそ、神輿なのだ。
平安時代に一般化
その後、平安時代に入ると、奈良や京都の神社を中心に神輿が一般化していく。各神社とも趣向を凝らし、デザインを競うようになっていく。
そのお披露目は、祭りのときだ。神社から神輿に乗り移った神は、人々に担がれながら、地域の氏子の住む範囲を流してまわる。祭りという機会を利用して神が巡回し、 地域社会の安定と繁栄を願うという意味があるのだ。
厳島神社の管絃祭 (C) ManuelML / Shutterstock.com
一時的に神が宿るから「プチ神社」「ポータブル神社」などと外国人に解説されることもあるというこの神輿には、変わったものもある。神輿を船に載せて海上をゆく厳島神社、神輿代わりにご神木である巨大なモミの木を引き歩く諏訪大社、ダイヤや純金で装飾された富岡八幡宮のド派手神輿など、地域によってさまざまだ。
【出典】
『日本人が知らない神社の秘密』(火田博文・著/彩図社)
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