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ユネスコの無形文化遺産!オーバーアマガウのキリスト受難劇『パッションプレイ』

ドイツ南部バイエルン地方のアマガウ・アルプス自然公園内にある「oberammergau(オーバーアマガウ)」。17世紀から現在まで、10年に1度上演されるキリスト受難劇『パッションプレイ』の開催地として世界的に知られており、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
役者はすべてこの村の住人や出身の人たち。小さな村の人たちによる劇がそれほど有名なのは、なぜ? 「受難劇」と耳にして宗教的な印象を強く持ったこともあり、いろいろな疑問を抱えながら現地でリハーサルを見学させていただくと、想像を超える魅力に触れることになりました。
第1回公演は1634年!17世紀から続く約400年の歴史

この『パッションプレイ』の歴史は、17世紀まで遡ります。