厳選された食材をこだわりの調理で味わう『ALL DAY DINING FUDO』

開業から80年の長い歴史のなかでも初となる大改装を終え、10月1日(水)にリニューアルオープンを迎える八芳園。そんな装い新たに再始動となる記念日に合わせ、館内3階の『ALL DAY DINING FUDO(以下、FUDO)』も同時に開店します。

シェフ自らが生産者のもとへ足を運んで厳選した野菜などの食材を、店内にあるこだわりの石窯などでシンプルに仕上げた料理が楽しめるお店。

看板メニューはシンボルでもある石窯で焼き上げるピザ。400℃を超える高温で食材のおいしさが引き上げられ、外はパリっと中はモチっとしたナポリ風の生地など、専門店にも劣らない本格派なピザがウリです。
絶品ピザから一風変わったエイ料理まで、洗練されたメニューたち

先日にはオープンに先駆けて行われた試食会が開催。「こだわりの料理たちを味わいたい!」ということで、筆者もひと足先にFUDOのメニューを実際にいただいてきました。

左:窯焼き人参 ロメスコとアーモンドのソース 右上:三陸スープドポワソン 右下:八ヶ岳名水赤鶏のチャイニーズチキンサラダ
FUDOが掲げる料理のテーマは“旬の食材で今を感じるひとさら”。約10種類の新鮮な野菜たちが使われているサラダは、季節ごとによって使われる食材が変わり、旬ならではのおいしさを体感できます。
じっくりとローストした人参をメインに置いた「窯焼き人参 ロメスコとアーモンドのソース」も、シンプルな調理方法ながら香りや甘さが引き出されていて、これまたおいしい一皿。

食感を楽しむ宮城県産アカエイのムニエル
また面白いのが、一般的にはあまりなじみのない素材を料理に使っていること。例えばアカエイのムニエル(上写真)。大振りなエイの切り身をソテーし、酸味のあるソースを合わせた一皿で、アカエイの持つコリコリとした独特な食感を楽しみながらいただけます。
北海道・東北地方の伝統食「かすべ(エイの煮つけ)」と似ているものの、それよりもずっと柔らかく、噛み心地も爽やか。素材の持つクセを活かしつつも、親しまれやすくまとめられたシェフの腕を感じる味でした。

そうそう、料理と一緒に味わってほしいのが、リニューアルとともに開発された八芳園オリジナルクラフトビールの“EIGHT CRAFT”。ペールエールスタイルに、東京産の柚子をプラスしたビールで、軽やかな飲み口と爽快感のある香りが料理との相性抜群です。

「チーズ工房那須の森」クアトロフォルマッジ
さあ、いよいよ真打ち登場。FUDOではマルゲリータなど定番をはじめ、季節によって変わるピザがラインナップしており、なかでも絶品なのが「チーズ工房那須の森」クアトロフォルマッジ。
塩気とコク、ハチミツの優しい甘さのシナジーが凄まじく、これだけを目的に足を運んでも損はしない味わいです。ぜひとも、アツアツのうちに頬張って、感動級の味を楽しんで!

締めのデザートはかねてから八芳園のお土産などとして親しまれてきたアップルパイ。
モーニングやアフタヌーンティーも注目

FUDOでは、先に紹介した料理が味わえるランチセット・ディナーコースのほかに、土日祝日に限りモーニングメニューも提供されます。日本の純粋な朝食らしい「焼き魚御膳」や「モーニングカレー」、外はカリっと中はモチっとした「ダッチベイビー」がメインになったセットで、優雅に一日のはじまりをスタートできます。
また、2025年12月にはアフタヌーンティーの実施も予定されているとのこと。一日のさまざまな場面で利用できる人々の憩いの場として活躍しそうです。
『ALL DAY DINING FUDO』で特別なひとときを!

いかがでしたか? 今回は10月1日(水)に八芳園内で開業するレストラン「ALL DAY DINING FUDO」について紹介しました。今回の八芳園がリニューアルプロジェクトのコンセプトとして掲げる「日本の、美意識の凝縮」を体現した絶品の料理を味わいに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
ALL DAY DINING FUDO
東京都港区白金台1-1-1 八芳園本館3階
営業時間:月~金 11:00-21:00(L.O.20:00)/土・日・祝日 8:00‐21:00(L.O.20:00)
定休日:年末年始、その他八芳園の営業日に準ずる
公式HP:https://happo-en.com/restaurants-and-gifts/fudo/
[photo by tsuchida&八芳園]