京都・尼門跡寺院「霊鑑寺」にて2025年11月21日(金)~11月30日(日)の期間、秋の特別拝観が開催。10日間限定で通常は非公開の庭園・書院・本堂が特別に公開されます。
庭園奥にそびえたつ美しい「霊鑑寺楓」がお出迎え。歴史ある美しい寺院で秋の訪れを楽しんでみませんか?
【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑の...の画像はこちら >>


格式と清楚な佇まいを今に伝える 京都「霊鑑寺」


【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい

霊鑑寺門




「霊鑑寺」は、1654(承応3)年、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建されました。

歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院(あまもとあとじいん)で、格式と清楚な佇まいは今に伝え続けられています。


【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい

京都最大級の霊鑑寺楓




代々皇女が住職をつとめたことで、別名「谷の御所」「鹿ケ谷比丘尼御所(ししがたにびくにごしょ)」と呼ばれています。

秋の特別拝観のみどころ


【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい

霊鑑寺の銀杏




春の椿のイメージが強い霊鑑寺ですが、秋には庭園奥にそびえたつ「霊鑑寺楓」が秋の訪れを感じさせてくれます。


【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい

庭園の苔




回遊式庭園は、紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい。


【京都「霊鑑寺」秋の特別拝観】通常非公開!紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しい

書院(上段の間)




また、後西(ごさい)天皇の院御所(いんのごしょ)から移築した書院内部をガイド付きで公開。

書院内には「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画や御所人形、貝あわせなど皇室ゆかりの寺宝が多いのも見どころです。

さらに、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開。本堂内には如意輪(にょいりん)観音像が安置されています。


「霊鑑寺」秋の特別拝観
拝観料:大人 800円、小学生 400円、幼児 無料 ※団体15名以上 720円、小学生は団体料金なし
拝観期間:2025年11月21日(金)~11月30日(日)
拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)
拝観箇所:庭園・書院・本堂
拝観所要時間:約40分
本堂・書院はガイドによる説明付き
※本堂の中に上がることはできません。
御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。
受付後、拝観前に帳面をお預けください。

霊鑑寺門跡
所在地:〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12
宗派:臨済宗南禅寺派
アクセス:京都市営バス「京都駅前」もしくは京阪本線「三条」駅から
     市バス5系統「真如堂前」「錦林車庫前」下車徒歩約7分
     地下鉄東西線「蹴上」駅から 徒歩約25分
     市バス32系統「上宮ノ前町」下車徒歩約5分
※駐車場無し/お近くのコインパーキングをご利用ください。
※貸切タクシー(ジャンボタクシー含む)は門前駐車場へ駐車可能です。
※大型バスの駐車場はございません。白川通りもしくは鹿ケ谷通りにて乗下車いただきます。
※御朱印の帳面への対応可(ご住職不在日は不可)。受付後、拝観前に帳面をお預けください。
※三脚・一脚等の撮影器具の使用禁止です。


編集部おすすめ