同社はStarlink衛星を介してグローバル規模の通信ネットワーク提供を目指していて、実現に向け1歩近づいた格好だ。
・ブロードバンド提供用

同社は今回のような打ち上げを6回繰り返してまずは北米でブロードバンドサービスを提供する計画。グローバル規模で展開するには24回の打ち上げが必要と見込んでいる。
・フェアリングも再利用

加えて、今回使用されたフェアリングは、4月のFalcon HeavyロケットによるArabsat-6Aミッションで使用されたもので、フェアリングの再利用は今回が初めてとなる。
ロケットにしてもフェアリングにしても再利用することで打ち上げコストを大幅に抑制できる。たとえばフェアリング再利用では600万ドル(約6億5000万円)を節約できるのだという。
今回の打ち上げと再利用の成功は同社の安定した技術を証明するもので、今後加速度的に整備が進むことが予想される。
SpaceX/Twitter
(文・Mizoguchi)