ヤマハ株式会社は、デジタル管楽器の新製品として、デジタルサックス「YDS-150」を11月20日に発売する。
「YDS-150」は、「いつでも、どこでも、だれでも演奏の楽しみを味わえるサクソフォン」をコンセプトに開発された製品。
理想の音色をより手軽に表現
「YDS-150」開発の背景には、趣味としての管楽器に対するニーズの大きさがある。一方で、音が大きく練習場所が限られることや、上手く演奏できるようになるまで時間がかかることから、最初の一歩を踏み出せないケースも多かったという。
「YDS-150」には、「より多くの人にサックスの演奏体験を
届けたい」という想いから、様々な工夫が施されている。例えば、時間や場所を気にせず練習ができるよう、音量を15段階で調節できるようにした。ヘッドホンやイヤホンを接続すれば、外に音を漏らすことなく演奏を楽しむことができる。吹き口はアコースティックサクソフォンと同じスタイルのマウスピース・リードでありながら、初心者にとって最初のハードルであるアンブシュア(演奏時の口の形)を作らなくても美しい音を出すことができる。スマートフォンの専用アプリを使えば、音色の変更から吹き心地の調整まで様々なカスタマイズを行うのも容易だ。
サクソフォンを体感できるデザイン
「YDS-150」の魅力は、そのデザインにもある。キイ配列やマウスピース、サムフックにはアコースティックサクソフォンと同じものを採用し、自然な操作感を実現した。
また、本体にはアコースティックサクソフォンと同じイエローブラス製ベルを採用。新しい音響システムと合わせて、まるで本物のサクソフォンを演奏しているかのような一体感を奏者にもたらす。
サクソフォンからシンセサイザーまで全73種類の音色を搭載しているので、この一本だけで様々な音楽表現が可能。
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(文・九条ハル)