AKB48が音楽番組『ミュージックステーション』で新曲『ハロウィン・ナイト』のなかでマジックを披露。ところが指原莉乃が見せたマジックがうまくいかず、組んでいた高橋みなみが責任を感じて土下座する場面があった。
指原によると「失敗していない」というのだが。

8月26日に発売したニューシングル『ハロウィン・ナイト』の初日売上がミリオンを超えたAKB48が、その勢いで8月28日の『ミュージックステーション 2時間SP』(テレビ朝日系)に登場。おなじみとなったハロウィン風のコスプレで同曲をパフォーマンスする際に「7連続マジックに挑戦」した。事前にかなり練習したが、柏木由紀のマジックが難易度が高く「要練習」と告げられたそうだ。

歌が始まりやがて間奏に入ると、宮澤佐江山本彩が“首が下に落ちる”マジックを披露。渡辺麻友が空の容器にデコレーションケーキを出すと、懸念された柏木由紀もワイングラスにワインを注ぎつつ、宙に浮かせるという難しい技に成功。北原里英兒玉遥宮脇咲良の胴体を上下分かれさせるという本格的な大技を見せる。松井珠理奈渡辺美優紀がハロウィン用のかぼちゃを宙に浮かせれば、横山由依はシルクハットからトランプカードが噴出すマジックに成功した。

大トリがセンターの指原莉乃による大がかりなマジックだ。1メートル四方ほどの何も入っていない檻にシートを被せた彼女は、呪文をかけるように合図をしてシートをとるが、檻のなかは空っぽのまま。楽曲は進んでいるので、指原は諦めて両手で×印を見せると、慌てて檻の裏側に…。そこには狭いスペースに詰め込まれるように高橋みなみらしき姿があった。


その後『ハロウィン・ナイト』のパフォーマンスを終えると、悲しい表情のたかみながテレビカメラに向けて土下座。そのまま床に伏せたまましばらく動かなかった。

放送後に指原は『指原莉乃(345__chan)ツイッター』で「指原は失敗してないから! かといってたかみなでもない…誰も責められない」とつぶやいており、「台本とか言ってる人やばいわ。たかみなの前日リハの時間返して」とヤラセではないことを証言している。

彼女が「短期間でたかみな老けた」と公開した1枚からは、高橋みなみがマジックの件でどれほど落ち込んだかが伝わってくる。また北原里英は『北原里英(Rie_Kitahara3)ツイッター』で「みなみちゃんよしよし…」とそんなたかみなを元気づけていた。たかみなは残念だったが、ほかのメンバーは『Mステ』を満喫できたらしい。

とはいえ司会のタモリは嬉しそうな顔を見せており、この日の『ハロウィン・ナイト』はたかみなのお陰でマジックの企画以上に楽しめた。土下座パフォーマンスだけでなく、それ以降も落ち込んだ顔の彼女がワイプで抜かれて笑いを誘ったのも大きい。本人にしてはそんなつもりはないだろうが、見る側も高橋みなみだから安心して笑えるのだ。

※画像の1枚目は『twitter.com/Rie_Kitahara3』、2枚目は『twitter.com/345__chan』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉
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