シンガーソングライター・柴山一幸の新曲『That’s the way』にボーカルゲストとして参加したソロアイドルプロジェクト・3776(みななろ)の井出ちよのがInstagramでミュージックビデオの公開を告知した。彼女を全面プロデュースする石田彰もラップで参加しており、その姿を「オノヨーコさんぽい」と冷やかしている。


柴山一幸は自身もロックアーティストとしてオリジナルアルバムを発表しながら、声優・田村ゆかりの『大好きと涙』(2003年)や女優・岩田さゆりなどへの楽曲提供で知られる。その彼が昨年出した5枚目のアルバム『YELLING』に続き、この秋10月5日にリリースするアルバム『Fly Fly Fly』のリード曲が『That’s the way』だ。

そのミュージックビデオが9月15日に公開された。井出ちよのは柴山一幸とダンスを踊りながら歌も披露しており、サビ部分の振り付けは彼女が考案したという。一方で終盤にサングラスにハットといういで立ちで登場、ラップと軽快なステップを見せるのが石田彰らしい。彼女は『井出ちよの 3776chiyono Instagram』にて「主役の柴山さんと、自由に踊る井出と、目立ち過ぎだよ石田さん、オノヨーコさんぽい」という。


中学3年生ながらオノ・ヨーコにたとえるあたり、石田Pの音楽性にかなり影響を受けているのだろう。3776のステージでは石田Pによる独創的なサウンドに乗せてこれまたオリジナリティ溢れるダンスを踊る井出ちよのだが、今回のMVではメロディラインがポップなので久々に“アイドル”らしさが引き出された感じだ。さらにソロステージをこなし続けるだけに歌声もゲストボーカルとしての役割をしっかり果たしている。

なによりステージでは後ろか横の方でエレキギターをもくもくと弾いている石田Pがノリノリで踊る姿は珍しい。「目立ち過ぎ」「オノヨーコさんぽい」と冷やかされてもこの映像は貴重だ。


出典:https://www.instagram.com/3776chiyono

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉