7月25日に生放送された『2018 FNSうたの夏まつり』で、アーティストたちが世界を感動させたミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の名シーンに挑戦した。放送前から渡辺直美がインスタに本編でキアラ・セトルが演じたレティ役に扮した姿を公開して「似てる」と話題になったが、容貌だけでなくパフォーマンスもなかなかのものだった。


渡辺直美は『2018 FNSうたの夏まつり』の制作サイドからレティ役のオファーが来た時に「私しかいない」と快諾したという。映画『グレイテスト・ショーマン』でレティが『This Is Me』を熱唱するシーンは多くの人の心を打った。

想像するに制作スタッフは渡辺がレティ役で『This Is Me』を歌えばぴったりだと考えて、そこから『グレイテスト・ショーマン』の名シーンを再現しようと構想が広がったのではないか。

本番ではその『This Is Me』をCrystal Kay渡辺直美が歌い劇団4ドル50セントとともにパフォーマンスした。渡辺はステージを終えて「歌が不安だったので、Crystal Kayさんと一緒で安心できた」と話したが歌もしっかりしており、合間に挟む絶妙な演技はビヨンセなどのものまねで培った彼女ならではのものだ。

“2018年の大ヒット映画『グレイテスト・ショーマン』メドレー”は『The Greatest Show』(別所哲也×劇団4ドル50セント)~『This Is Me』(Crystal Kay×渡辺直美×劇団4ドル50セント)~『Rewrite The Stars』(城田優×宮澤エマ)と続き、ラストは『The Greatest Show』(別所哲也×城田優×宮澤エマ×Crystal Kay×劇団4ドル50セント)で締めた。

有名な『This Is Me』は期待外れにならないように、一方で映画を観ていない人は知らないであろう他の楽曲はいかに引き込むかが難しいところである。それでもミュージカル俳優を中心に気合の入ったパフォーマンスを見せてくれた。なにより映画『グレイテスト・ショーマン』に挑戦した姿勢だけでも称賛に値する。

そんななかステージを引っ張ってくれた城田優、Crystal Kay、宮澤エマが並ぶ姿を『PIPPIN ピピン日本語版公演2019(pippinduck)ツイッター』が公開している。3人は2019年6月より上演となるミュージカル『ピピン』(日本人キャスト版)のキャストでもある。

スタッフが『グレイテスト・ショーマン』のステージに「早くもチームワークはバッチリ PIPPINの曲をお届けできる日が、今から楽しみです」と手応えを感じれば、フォロワーからも「ほんとに豪華で素晴らしかったですね~」「PIPPINメンバーの皆さんとても素敵でした 来年の舞台が今からとっても楽しみです!!」とコメントが寄せられた。


画像は『PIPPIN ピピン日本語版公演2019 2018年7月25日付Twitter「まだまだOAは続いていますが…歌唱後の3ショットです!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉
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