人気急上昇中の女性お笑いカルテット・ぼる塾。メンバー最年長の田辺は自他ともに認めるスイーツマニアである。
このたび田辺の長年の夢が叶い、自身が考案したスイーツが有名スイーツ店で販売されることになった。

21日夜、TBS系『坂上&指原のつぶれない店』にぼる塾の3人が出演。全国展開する有名スイーツ店の新戦略を探るために店舗を取材した。その中で、メンバーの田辺智加(37)が芸能界屈指のスイーツマニアであることが発覚した。

田辺は年間150種類以上のスイーツを食べ歩き、気に入ったスイーツを自身のSNSで紹介している。田辺は「私が紹介したスイーツがサーバー落ちする」と自慢げに話していた。
また、自らスイーツを作ることもあり、その腕前はプロ級だという。

日本テレビ系『スッキリ』に出演した際には、田辺が給料の約8割をスイーツに費やしていることが発覚。メンバーのきりやはるか(26)に「しょっちゅうスイーツを買いに行っていて、お金がないっていつも騒いでます」と暴露されていた。

田辺のスイーツ好きの原点は、今回取材した有名スイーツ店にあるという。実は田辺、高校時代にそのスイーツ店でアルバイトをしていたのだ。当時は内向的な性格だったが、アルバイトを通して明るい性格になれたそうで、田辺は「私を変えてくれたお店」と懐かしんでいた。


スイーツを誰よりも愛する田辺の夢は、自らが考案したスイーツを世の中に出すことだ。そんな田辺の夢を叶えるべく、今回取材を行ったスイーツ店が全面協力。商品開発部とともに新作ケーキを作ることになった田辺は「台湾カステラ」をアレンジしたケーキを考案した。

ところが見た目がシンプルすぎて、他のメンバーの反応は微妙だった。田辺はスイーツ作りの腕前は確かなものの、デコレーションが苦手という致命的な欠点があったのだ。メンバーのあんり(26)からは「“これ作った!”ってインスタに上げると、めちゃめちゃまずそうなんですよ」ときつい一言。
何よりも本人が一番、自分の美的センスのなさを自覚している様子だった。


商品開発部は田辺のアイデアをもとに、台湾カステラをベースにした「ROSY HEART」を開発。食用花をデコレーションした華やかなケーキだ。田辺考案のケーキはテスト販売を経て、今月22日から全国の店舗にて販売されることになった。

そして発売当日、SNS上では田辺考案のケーキを購入した人が続出。「食べたことない味で、衝撃でした」「田辺さんの細部にわたるこだわりがしっかりと感じられる品のあるケーキ」「定番商品になりますように」と大好評だった。



中には売り切れてしまった店舗もあったようで、「次回こそリベンジしたい」と意気込むファンもいた。同日、田辺も公式Twitterを更新して「大盛況だそうです! 嬉しい!!」と喜びを爆発させていた。

2020年には、持ちネタの「まぁねぇ~」が『現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされた田辺智加。今年はスイーツ関係の仕事が増えそうな予感だ。

画像は『ぼる塾 田辺 2020年12月3日付Instagram「アフタヌーンティー THE Grand 銀座」、2019年2月13日付Instagram「ハッピーバレンタイン」、2021年2月22日付Instagram「YATSUDOKIさんにて!」』『坂上&指原のつぶれない店 2021年2月20日付Twitter「明日よる6時30分から放送」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 すぎうら)