田村淳ロンドンブーツ1号2号)が、新手のなりすまし詐欺に憤慨している。有名人のなりすましメールと言えば、悪質サイトに誘導してお金をだまし取る方法などを耳にするが、田村の場合は偽アカウントのSNSで勝手に名前を騙って投資教室を立ち上げられた。
しかも教室に参加するよう呼びかける文章で、サングラスや母親のことについて嘘を並べ立てられたことから堪忍袋の緒が切れたようだ。詐欺師に対して「どこの国の人であっても、訴えたい」と強い意志を示した。

YouTube「田村淳のアーシーch」で8月24日に配信した『なりすまし、ダメ絶対。許しません。【田村淳】』によると、偽アカウントのSNSで「田村淳の秘密の投資教室」を立ち上げたことや、無料公開講座を開催することを宣伝されたという。田村淳の友人が引っ掛かったふりをしてLINEで無料参加してみるとかなりの数の登録者がいて、しかも田村曰く「俺だと信じ込んでる人がいる」とのことだ。


田村が今回の詐欺のやり口で一番許せなかったのは、いつもサングラスをかけている理由を母親の病気と関連づけていることだった。「母親の治療費を稼ぐため株式投資を始め、投資の勉強をしすぎたせいで目がドライアイになり、サングラスをかけるようになった」というのだ。そんなエピソードは根も葉もない嘘であり、母・久仁子さんは2020年8月に他界している。田村は「母ちゃんのことを冒涜している」と指摘した。

ちなみに田村は、薄い色のついたサングラスをかけてテレビ出演することについて、以前から「瞳の色素が薄く、通常の光量でも涙が出たり、目の痛みを感じるため、かけているのでご容赦ください」と説明している。

今回のなりすましに関しては、吉本興業を通してSNSプラットフォームに偽りの情報であることを打診したが、全く動きはないそうだ。
田村はなりすまし犯の日本語による文章がぎこちないことから、海外の人である可能性を示唆していた。さらに娘の写真まで使われて、田村の怒りは「どこの国の人であっても訴えてやりたい。プラットフォーム側何とかしろよ」とヒートアップするばかりだ。

現在も弁護士に相談しているらしいが、「捕まえたいわー。誰か捕まえてくんねえかな、この詐欺師」とじれったい様子の田村淳。「自分でやるしかないかー。
ただでさえ忙しいのに」と覚悟していた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)