女優ナタリー・ポートマン(42)が、米ロサンゼルスで開催された「インディペンデント・スピリット賞」授賞式に出席した。会場のレッドカーペットでは、ナタリーが大きなバラのモチーフをあしらった真っ赤なミニスーツ姿で登場し、大きな注目を浴びた。この姿に、ファンはSNSで「ゴージャス!」「シックで美しい」と称賛の言葉を送った。

現地時間25日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのサンタモニカで第39回「インディペンデント・スピリット賞」授賞式が開催された。

非営利団体「フィルム・インディペンデント(Film Independent)」が主催する毎年恒例のイベントは、独立系(インディペンデント)の映画とテレビシリーズを称えるものだ。

サンタモニカの象徴として有名なピア(桟橋)の隣に特設されたビーチサイドのテントが会場となり、レッドカーペットでは、映画『May December(原題)』で最優秀主演賞にノミネートされたナタリー・ポートマンが、真っ赤なミニスーツ姿で登場した。

ナタリーが着ていたのは、仏ファッションブランド「バルマン(BALMAIN)」が2024年春コレクションで発表した、赤いシリコン製のミニスーツだ。手作業により制作されたスーツは、ブランドの創業者である故ピエール・バルマン氏が愛したバラの花をイメージしたものだ。

半袖のジャケットはノーカラーのクロップ丈で、トップのボタンを留めただけだ。下には何も着ていないため、肌の一部が見えている。膝上丈のミニスカートはウエストがフィットしたデザインで、両胸とスカートの両側のポケットには大きなバラのモチーフがあしらわれている。

ナタリーは「ジミー・チュウ(JIMMY CHOO)」の真っ赤なストラップヒールを履き、片手にはメタリックなクラッチバッグを持っていた。

ダークなロングヘアをポニーテールでまとめ、メーキャップはナチュラルな仕上がりだ。耳にはゴールドとダイヤモンドの小さなフープイヤリングを、手首にはゴールドのバングルを着けていた。

ナタリーの鮮やかなミニスーツ姿に、SNSでは「素晴らしい!」「とても綺麗」「ゴージャス!」「純粋にシックで美しい」と称賛の声が寄せられている。

「バルマン」のクリエイティブディレクター、オリヴィエ・ルスタン氏は、このミニスーツを含む2024年春コレクションについて、このように説明している。

「このコレクションを牽引しているのは、バラの精神、つまりその花にまつわる喜び、美しさ、愛であることは明らかです。なぜなら私達は今日、より多くの喜びと美しさ、愛を必要としているからです。愛とは複雑なもので、どんなバラにも棘があるのです。」



画像2枚目は『InStyle Deutschland Instagram「Look after look!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)