ウィリアム皇太子(41)とキャサリン皇太子妃(42)が、英ウィンザーの自宅アデレード・コテージに隣接する別棟の増改築を検討していると報じられた。がんの治療中である皇太子妃の回復をサポートするため、より広くて落ち着いた環境を望んでいるという。
ある情報筋は英メディアの取材に対し、コテージの別棟を家族のニーズに合わせた“隠れ家”にする計画が進行していると明かした。

ウィリアム皇太子キャサリン皇太子妃は2022年夏、ジョージ王子(10)シャーロット王女(8)ルイ王子(5)とともに、ウィンザーの地所内にあるアデレード・コテージに引っ越した

これに伴い、3人の子ども達は新学期が始まった9月からウィンザーのアスコット近くにある名門私立学校「ランブルック・スクール(Lambrook School)」に転入した。夫妻は子ども達の学校の送迎をするなど、通学に抜群の立地条件だ。

今年3月には、キャサリン皇太子妃ががんの治療を開始したと公表。その後は自宅で療養しながら治療を受けており、回復するまで王室公務は見送っている。


現在、ランブルック・スクールはイースター休暇の春休み中で、一家は英ノーフォーク州の別宅アンマー・ホールに滞在している。アンマー・ホールは敷地が広く人里離れた場所にあることから、キャサリン皇太子妃の療養や家族の休暇には最適と言えるだろう。


一方で、一家が日常生活を送るアデレード・コテージはそれほど広くないことから、キャサリン皇太子妃の回復をサポートするために隣接する別棟の増改築が検討されているという。

ある情報筋は英メディア『OK!』の取材に応じ、「夫妻はアデレード・コテージをとても気に入っています。アンマー・ホールが広大な敷地であるのに対し、アデレード・コテージは家族全員がちょうど収まるくらいです」と明かすと、このように続けた。

「アデレード・コテージは子ども達が通学する学期中の住まいであり、アンマー・ホールは長い週末や休暇に利用しています。」

この情報筋によると、アデレード・コテージに隣接する、老朽化した赤レンガ造りの別棟を増改築し、家族のニーズに合わせた“隠れ家”にする計画が進行しているそうだ。


ウィリアム皇太子は王室の支出に関する“世間の詮索”を考慮し、個人的に増改築費用を賄う方法について慎重なアプローチを取っているという。

この計画はキャサリン皇太子妃が回復するまでの間、保留となっているが、水面下では静かに進行しており、実行に移されるタイミングを待っているそうだ。

同情報筋は「アデレード・コテージの隣に使用されていない広々とした赤レンガの別棟があることは、あまり知られていません」と述べ、こう付け加えた。

「現在は居住可能ですが、使用するには大規模な改修工事が必要です。コテージ全体の敷地の一部として使用することについては、話し合いが続けられてきました。大切なのは、プロジェクトを開始する適切なタイミングを見つけることです。」

複数の関係者によると、キャサリン皇太子妃の回復には、複雑な治療を快適にこなすために広くて落ち着いた環境を提供することが必要不可欠だという。


画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「10 years」「Sharing a new picture of the family for this year’s Christmas card!」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)