11月23日、女子テニス世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)は、自身のインスタグラムを更新。
【画像】バーティ、婚約を発表したキシック氏との2ショット
史上5人目となる3年連続年間1位を決めたバーティは、キシック氏と笑顔で抱き合う写真をインスタグラムに投稿。バーティの左手薬指には指輪がキラリと輝き、“未来の夫”と綴った。
子供のころから天才少女と呼ばれ、2011年のウィンブルドンジュニアを制したバーティは、2014年に燃え尽き症候群で一時テニスから離れてクリケットのプロに転身。2016年にテニス界へ戻ってきたときに出会い、支えとなったのがゴルファー(PGA研修生)として母国オーストラリアを拠点に活動していたキシック氏だったという。
2017年に交際を公にし、その後バーティが出場する大会の多くに帯同。今年7月、1980年のイボンヌ・グーラゴング氏以来、50年の時を経てオーストラリア人女性としてウィンブルドンを制した際にもファミリーボックスで応援し、優勝した後に2人が抱き合っている姿も見られた。
ちなみに、バーティはゴルフの腕前も高いことで知られ、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大により海外への転戦を控えた中、母国オーストラリアで開催されたゴルフの大会で優勝するなどの腕前を見せており、自身のインスタグラムにはキシック氏とゴルフをする写真も投稿している。
2人の婚約に、WTAやテニス・オーストラリアが祝うとともに、シモーナ・ハレプ(ルーマニア)や同じオーストラリアのサマンサ・ストーサーなど多くのトップ選手が祝福のコメントを寄せた。
9月のUSオープン3回戦敗退以降、WTA1000 インディアンウェルズ大会やツアー最終戦を欠場したバーティ。「オーストラリアの夏に向けて、いいプレシーズンを過ごすこと必要がある。1月に向けての準備を妥協したくない」と、来シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンの準備を整えるとしている。
人生の新たなスタートとともに、母国オーストラリアで始まる来シーズンの活躍も期待したい。