ティエム、フィジカル面を強化し来シーズンへ

12月16日、ドミニク・ティエム(オーストリア/世界ランク15位)が、チームの写真とともにフォアハンドの動画をインスタグラムに投稿した。

【画像】ティエム、コーチのマスー氏らとともに来シーズンへ。
トレーナー、フィジオが新加入


ティエムは、インスタグラムに「この人たちが僕を限界まで追い込んでくれて、どんどん強くなっていく。幸運なことに、ここアトランティス・ザ・パーム(アラブ首長国連邦・ドバイ)には、練習に最適なコートがある」と綴り、チームの写真と手首にサポーターを着けながら放つフォアハンドの動画を投稿した。

チームとして紹介したのは、母国チリのデビスカップ代表キャプテンでもあるコーチのニコラス・マスー氏や弟のモーリッツ、そして右手首の負傷後にアンディ・マレー(イギリス)やアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を鍛え上げたトレーナーのジェズ・グリーン氏、2021年シーズンにアスラン・カラツェフ(ロシア)のチームにいたフィジオセラピストのカルロス・コスタ氏を加えた4名である。

6月のATP250マヨルカ大会で右手首を負傷して以降、ツアーから離れリハビリに専念しているティエムは、16日に開幕した「ムバダラ・ワールド・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・アブダビ)で復帰の予定だったが、「まだ最高レベルで戦う準備ができていない」と欠場。来シーズンは、1日に開幕する男子国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・シドニー)に向け、準備を続けていくとしている。
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