1月4日、女子ツアー開幕戦のひとつである「メルボルン・サマー・セット1」(オーストラリア・メルボルン/WTA250)1回戦が行われ、約4ヵ月ぶりに実戦復帰となった第1シードの大坂なおみ(フリー/世界ランク13位)は、アリーゼ・コルネ(フランス/同61位)を6-4、3-6、6-3のフルセットで下し、初戦突破を果たした。
【画像】大坂なおみが第1シード「メルボルン・サマー・セット1」組み合わせ
両者の対戦成績は、大坂の1勝0敗。
この日の試合、パワフルなストロークで押していた大坂だったが、バックハンドのコントロールが定まらずチャンスを生かしきれない。それでも、大坂は、第1セットのファーストサーブ確率が27%だったものの、ストローク戦でコルネを圧倒。第1セット第7ゲームでブレークに成功し、リードを奪うと6-4でセットを先取した。
第2セットでもコルネから次々とチャンスボールを引き出した大坂は、第3ゲームでブレークし第1セットに続いてリードを奪う。だが、第6ゲームでコルネにこの試合初めてサービスゲームを破られると、第8ゲームでもブレークされ、3-1から一気に5ゲームを落として第2セットを奪われた。
勝負のファイナルセット、第2ゲームでまたもリードを奪った大坂は、第2セットと同じように追いかけられる展開となったものの、きっちりサービスゲームをキープ。フルセットの試合を制し、約4ヵ月ぶりの試合を勝利で飾った。
大坂は2回戦で、ペトラ・マルティッチ(クロアチア/同54位)とマリナ・ザネフスカ(ベルギー/同82位)の勝者と対戦する。