1月17日、全豪オープン初日、女子シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした日比野菜緒(ブラス/世界ランク125位)は、マルチナ・トレビザン(イタリア/同111位)と対戦。2-6、3-6のストレートで敗れ、3年連続初戦突破とはならなかった。
【画像】日比野菜緒、全豪オープン1回戦スタッツ
今大会、日比野は予選からの出場。予選決勝では逆転で敗れたものの、直前で棄権者が出たため、ラッキールーザーで3年連続6度目の本戦入りを果たした。
この日の試合、試合序盤からトレビザンの粘り、そして角度のあるショットで、防戦一方となってしまった日比野。なかなかポイントを連続して奪えず、2ブレークを許して2-6で第1セットを落としてしまう。
なんとかリズムを取り戻したいところだったが、レフティーのトレビザンから放たれるサーブやスピンの効いたフォアハンドを攻略できない日比野。第2セット第5ゲームでアンフォーストエラーが続いてしまい、サービスゲームを破られると、第9ゲームでもブレークを許してストレートで敗れた。
試合後、日比野は「ラッキールーザーとしてプレーすることは、初めてだったし、とても難しいことだった」としたが、「でも、今日の自分のパフォーマンスには満足している」と突然の試合にも対応できたとコメント。
「水曜か木曜日にダブルスがあるので、それの準備をしたい」と、アリシア・ロソルスカ(ポーランド/ダブルス世界ランク126位)と組んで出場する女子ダブルスに切り替えた。
日比野(同101位)/ロソルスカ組は、1回戦でアン・リー(アメリカ/同724位)/アリソン・リスケ(アメリカ/同213位)と対戦する。
※ランキングは1月17日付のもの
■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)~30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」
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