現地2月14日、全仏オープンは、公式サイトで元王者のスタン・ワウリンカ(スイス/世界ランク171位)が「大会に帰ってくる」と発表した。
【SNS】ワウリンカが出場すると発表した全仏オープンの投稿
公式サイトの発表によると、今週、ワウリンカは自身がアソシエイト・プロデューサーを務めた映画『Maison de retraite』の公開にあたり、パリを訪問。
昨シーズン、全豪オープンで2回戦敗退を喫すると、3月のATP500ロッテルダム大会、ATP250ドーハ大会で共に1回戦負け。直後に左足を手術し、“数週間コートを離れることになる”と発表していた。だが、回復具合が思わしくなく、3ヵ月後に同じ左足を再手術。2月5日、「久しぶりだ」というテキストと共に片手バックハンドを打つ動画をSNSに公開している。
3月28日で37歳となるワウリンカは、ビッグ3がツアーを牛耳る中、2014年に全豪オープンで優勝すると、2015年全仏オープンでは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を4-6、6-4、6-3、6-4で下して優勝。さらに2016年USオープンも制覇して、キャリア・グランドスラムに王手をかけている。
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