現地3月24日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)シングルス2回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク77位)は第13シードのアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同15位)を6-2、6-3で下し、3回戦進出。「すべてのポイントで集中していた」と語った。
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大坂は4度優勝、ケルバーは3度優勝と今大会の出場選手でグランドスラム優勝回数が多い2人の対戦。大坂は、初対戦となった2017年USオープンで勝利したが、その後は4連敗。2018年のツアー最終戦「WTAファイナルズ」以来、約3年半ぶりの対戦となった。
この日の試合では、序盤から大坂の持ち前の力強いストロークが炸裂。あっという間にリードを奪い試合の主導権を握る。その後、ファーストサーブ確率は50%台だったが、ポイント獲得率では約90%と流れを手放さず。自身のサービスゲームをブレークされることなく、快勝した。
試合後、大坂は「今年はサーブとリターンをうまくやるように心がけている。前回、彼女と対戦した時はリターンに自信がなかった。だから、今回はかなりうまくいった。セカンドサーブを攻めようとした時に、躊躇しなかったのが重要だったかもしれない」と、勝因を語った。
また、ケルバーに対し4連敗中だった大坂。
3回戦で大坂は、過去1勝1敗のカロリーナ・ムホバ(チェコ/同74位)と対戦。ムホバは2回戦で第18シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/同22位)を6-4、7-6(3)で下している。