4月4日、WTAは世界ランキングを更新。
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3月22日より開催されていた「マイアミ・オープン」では、イガ・シフォンテク(ポーランド)が決勝で大坂を6-4、6-0で下し、セットを落とさず完全優勝。2月の「カタール・トータルエナジー・オープン」、「BNPパリバ・オープン」に続いて、WTA1000大会で3大会連続優勝を果たし、連勝も17に伸ばした。
ランキングでは、3月23日にアシュリー・バーティ(オーストラリア)が現役引退を発表したため、大会期間中に1位が決まっていたが、文句なしの結果を残し、史上28人目の世界ランク1位に立った。
また、大坂は、惜しくも優勝とはならなかったが、昨年の全豪オープン以来となる決勝に進出。涙を流し敗れた「BNPパリバ・オープン」と比べても、安定した戦いを見せている。自身でも「いつもならロッカールームで泣いている気がするけど、今は冷静になっている」とメンタル面の成長があると語った。この結果により、ランキングも大会前の77位から35位にジャンプアップしている。
4月からはクレーコート・シーズンがスタート。大坂にとっては苦手意識のあるサーフェスだが、「自分の動きができればうまくいくと思う。どの試合も戦いなんだということを理解し、メンタリティーを高めていかなければいけない」と真剣に取り組んでいきたいとコメント。