現地6月7日、WTA250「ロスシー・オープン・ノッティンガム」(イギリス・ノッティンガム)シングルス1回戦、予選勝者の宮崎百合子(イギリス/世界ランク225位)は、マグダレナ・フレック(ポーランド/同92位)を 6-4、1-6、6-1で下し、WTAツアー初勝利を挙げた。
【写真】イギリスの協会が“宮崎百合子がWTAツアー初勝利”とSNSに投稿
1995年11月11日、東京で生まれた宮崎は5年間、日本で過ごしたのち、スイスを経て10歳の時にイギリス・ロンドンに移住。
地元紙によると、これまで前哨戦の同大会で活躍し、直後のウィンブルドンのワイルドカード(主催者推薦)が与えられるというケースがよくあるのだという。それもあって、ウィンブルドンでプレーする可能性について聞かれた宮崎は、「まずは一試合一試合を大切にしたい。今シーズンのグラスコートは、本当に楽しい。ウィンブルドンでメインドローに入れたら最高だけど、すでに予選のドローに入れる(順位にいる)ので、必要であれば予選を通過するつもり。ジュニア時代にもプレーしているし、ローハンプトン(ウィンブルドンの所在地)でプレーすることになったら、準備はできている。ベストを尽くして予選を突破したいと思う」と語ったと伝えている。