8月10日、「サンディエゴ・オープン」(アメリカ・サンディエゴ/ATP250/9月19日~25日)は、世界ランク297位の錦織圭(ユニクロ)にワイルドカード(主催者推薦)を与えることを発表した。
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今回、ワイルドカードを得たことに錦織は、「サンディエゴ・オープンのワイルドカードに感謝したい。
「昨年の大会については、とても素晴らしいことをたくさん聞いた。選手たちはスタジアムコートが良く、ファンも素晴らしかったと言っていた。9月にこの大会でプレーすることをとても楽しみにしている」と出場へ意欲を見せた。
初開催となった昨年大会に出場する予定だった錦織は、腰痛のため大会直前に出場を辞退。トーナメント・ディレクターのライアン・レドンド氏は「錦織圭にワイルドカードを与えられることを嬉しく思う。ファンには、ATPツアーの歴史の中でアジアのトップ選手を観戦する絶好の機会となるだろう」と語った。
昨年10月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会を最後にツアーから離脱した錦織は、今年1月に左股関節の手術を受けて以来、リハビリを続けており、自身のSNSでも公開しているように復帰に向けてトレーニングしている。
6月下旬からエントリーしていたツアー大会やチャレンジャー大会の出場回避が続いているが、コートで見られる日を楽しみにしたい。