シフィオンテク 3年ぶりの「全米オープン」制覇へ好発進


「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス1回戦が現地8月26日に行われ、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク2位)は、エミリアナ・アランゴ(コロンビア/同84位)を6-1,6-2のストレートで下して、2019年の初出場から7年連続で初戦突破を果たした。

【動画】シフィオンテク ウィンブルドンに続くグランドスラム連続優勝へ好スタート マッチハイライト

24歳のシフィオンテクは、今年の全豪オープン全仏オープンでベスト4入りを果たしているものの、6月まで獲得タイトルはなし。
約3年ぶりにトップ5外となった。

だが、ウィンブルドンで初優勝しグランドスラム通算6勝目を飾ると、前哨戦の「シンシナティ・オープン」(アメリカ・シンシナティ/WTA1000)でも全試合ストレート勝ちを収めて、今大会への弾みをつけた。

今大会は7年連続7度目の出場で、2022年大会のチャンピオン。ウィンブルドンに続いて、グランドスラム連続優勝を狙う初戦では、同大会は出場のアランゴと対戦し、試合序盤から怒涛の攻撃を披露する。

ディフェンシブにプレーするアランゴを力のあるフォアハンドで押し込み、第1セットを6-1で奪取。第2セットも2度のブレークに成功し6-2と、1時間の快勝で危なげなく初戦突破を決めた。

「初戦はいつも特別。コンディションやコートの感触に慣れる時間を持つことができて良かった。練習コートとはやっぱり違うから。試合自体は安定していたし、次のラウンドをプレーできることがうれしい」と試合を振り返った。

この日の勝利により、ツアーレベルにおける初戦突破は2022年開幕戦から65大会連続となり、モニカ・セレシュが1990年から1996年の間に記録した64連勝というオープン時代の記録を更新している。

3年ぶりのタイトル獲得へ2回戦では、スーザン・ラメンス(オランダ/同66位)と対戦する。
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