ジョコビッチ、盤石の内容で初戦突破!支配力は健在


1月19日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)男子シングルス1回戦で第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク4位)は、ペドロ・マルティネス(スペイン/同71位)を6-3,6-2,6-2のストレートで下し、同大会通算100勝目を挙げた。自身にとって最も成功を収めてきたメルボルンの地で、また一つ歴史的な節目を刻んだ。


【動画】ジョコビッチ、全豪オープン初戦突破し節目の通算100勝目!1回戦ハイライト

38歳のジョコビッチは、序盤から主導権を握る安定したプレーを披露した。ベースラインからの展開を完全に支配し、ウイナー数では49本対14本と大きく上回った。昨年11月にアテネで通算101度目のタイトルを獲得して以来の実戦復帰となったが、動きの鋭さやフットワークに不安を感じさせる場面はほとんど見られなかった。

試合後のオンコートインタビューで、ジョコビッチは節目となる100勝について次のように語った。
「何と言えばいいのか。響きがいい数字だ。100勝という数字で“センチュリオン”になれるのはうれしい。特にキャリアの最後の5年、10年においては、歴史を作ることが大きなモチベーションになっている。自分が歴史を作れる立場に立ったとき、より良いテニスをしようという気持ちが強くなった」

さらに会見では、現在のコンディションについても「今日はとても良い感覚でプレーできた。数日後にどう感じるかは分からないが、パフォーマンス面でも、コート上でのフィーリングでも、これ以上は望めない内容だった。特にサービスが良く、長年プレーしてきたこのコートで、再び良い感覚を得ることができた」と、前向きな手応えを示した。

この勝利により、ジョコビッチは全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープンの3大会で通算100勝以上を挙げた史上唯一の選手となった。
全豪オープンでは通算成績を100勝10敗とし、ロジャー・フェデラーが持つ大会最多勝利記録(102勝)更新も視野に入っている。

試合中には、ジャンプしながら放った時速176キロのフォアハンドウイナーが観客を沸かせる場面もあった。この一打について問われると、ジョコビッチは次のように振り返った。
「実はガエル・モンフィスのことを思い浮かべていた。彼はああいうショットを何度も決めてきた選手だ。自分が打った瞬間に、彼はこんな感覚でプレーしているのだろうと思った」

また、カルロス・アルカラスの新しいサービスフォームが自身と似ているという話題については、「映像を見てすぐに彼にメッセージを送った。『著作権について話し合う必要がある』と伝えた。エースを1本決めるたびに、自分に“使用料”を払ってもらわなければならない」と冗談を交えるなど上機嫌だ。

全豪オープンでは、出場できなかった2022年を除いて、2007年から19回連続で初戦を突破し順調なスタートを切ったジョコビッチ。2回戦では、予選勝者で23歳のフランチェスコ・マエストレリ(イタリア/同141位)と対戦する。

<ジョコビッチのグランドスラム戦績>
 全豪オープン:100-10
 全仏オープン:101-14
 ウィンブルドン:102-13
 全米オープン:95-15
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