伊賀鉄道は伊賀市内のベーカリーカフェ「ブーランジェリー エ カフェ リエゾン」(リエゾン)とコラボし、コーヒーパックにかつての伊賀線車両をデザインした『IGATETSU COFFEE』を発売する。
4種類のドリップパックタイプ(一杯分)のコーヒーは、リエゾンによるオリジナルブレンド。
【5184】
インドネシアとコロンビアの豆をベースにした、コクのある味が特徴。車両は伊賀鉄道デハ1形電車(のちの形式整理でモニ5181形に)。伊賀線が電化された大正15年から5000系が投入された昭和52年まで、伊賀線一筋で走り続けた。
【5252】
深煎りでしっかりとしたキレがあり、苦みを楽しめる。ミルクを入れても美味しい。車両は信貴山電鉄用として製造されたもので、奈良の信貴山の勾配区間を走っていた。昭和21年に伊賀線へ転入し、「ゴニゴニ」の愛称で親しまれたという。
【5002】
モカを30%以上配合。上質な酸味と香りが特徴。パッケージ絵の5000系は、伊賀線の老朽化した車両を置き換えるため、近鉄名古屋線から昭和52年に11両が転入した。
【863】
苦みと酸味とコクの調和のとれた飲みやすいコーヒー。近鉄820系はもともと近鉄生駒・田原本線で運行していた車両だが、昭和59年から平成5年にかけて860系として伊賀線へ転入。863Fは平成21年にかつての近鉄820系の姿に塗装し直され「昭和レトロトレイン」として運行した。平成24年引退。
4種類各1パック入りを1セットとし、1セットごとに「想い出の伊賀線車両カード」が1枚付属する。発売箇所は忍者市(上野市)駅、発売は2020(令和)2年6月13日(土)から。発売額は1セット(4パック入り)で600円(税込)。バラ売りは実施しない。
「ブーランジェリー エ カフェ リエゾン」は伊賀市小田町のベーカリーカフェ。店内での飲食のほかテイクアウトもできる。伊賀鉄道・伊賀鉄道友の会がイベント列車として運行する「お月見列車」や「甘いもんとれいん」にも毎年出店し、パンや自家焙煎コーヒーを提供している。
鉄道チャンネル編集部



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