※2015年8月撮影
トップ画像は、九頭竜湖行先頭車両。一乗谷のラッピング車両です。
牛ヶ原駅から1.8kmで北大野駅。この駅の先で越美北線は右に90度カーブして南下します。
駅名標。1968年(昭和43年)開業。この駅と次の越後大野駅の間が大野市の市街地になります。大野市は福井県の五分の一の面積を占める大きな市。県内有数の豪雪地帯です。市の人口は、1960年(昭和35年)の51,537人をピークに2015年(平成27年)には、33,109人(64.2%)に減少しています。(国勢調査)
越前大野駅の手前、車窓に大野城が見えます。オリジナルでは無く1968年(昭和43年)に再建された鉄筋コンクリート構造。でも森に囲まれた天守は美しい!
北大野駅から2.0kmで越前大野駅。
島式ホーム1面2線。
駅名標。1960年(昭和35年)開業。旧国鉄常磐線大野駅(1904年/明治37年開業)があったため、越前が冠されました。
福井駅から乗って来た2両編成の後方、越前大野行なのでこの駅で切り離されます。
左は構内踏切手前の「安全の鐘」。越前大野駅の縦型駅名標が置いてあります。右は、切り離された車両。
※オリジナル写真が縦なので加工してあります
先頭車両はそのまま九頭竜湖行になります。写真が下手なので左の柱の表示が写っていません。手前車両が九頭竜湖行、奥の車両は福井行と書いてあります。
九頭竜湖駅側に構内踏切があって駅舎に渡ります。手前に「安全の鐘」。8分しか停車時間が無いので、構内や車両切り離しを撮っていたら駅舎正面を撮りに行く時間が微妙で諦めました。
構内の側線に保線車両。
側線では、保線員さんたちがレールの積み込み作業。真夏のラッセル車両。
越美北線の越前大野駅~九頭竜湖駅間に列車交換可能な駅や信号場はありません。越前大野駅から先はJRでは数少ないスタフ閉塞(通票式閉塞)区間です。運転席に通票が置いてありました。
越前大野駅~九頭竜湖駅間の他、JRでは、名松線家城駅~伊勢奥津駅間がスタフ閉塞です。地方私鉄には比較的残っています。そう言えば、相方の越美南線(長良川鉄道)美濃白鳥駅~北濃駅間もスタフ閉塞でした。
では、九頭竜湖駅に向かいます。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)



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