※2015年8月撮影
トップ画像は、米子駅ホームのアクアライナー益田行キハ126-15+1015。知りませんでしたが「名探偵コナン」の作者青山剛昌さんは鳥取県東伯郡北栄町の出身なのです。
こちらが益田側のキハ126-15。

後方のキハ126-1015。

米子駅は鳥取県米子市でしたが、この安来駅から島根県安来市に入ります。1908年(明治41年)開業。安来と言えば、ドジョウすくいの「安来節」を想起します。

荒島駅も安来市内にあります。1908年(明治41年)開業。この駅の古い木造駅舎が良いんですけど、写真撮っていません。1960年(昭和35年)に廃止された一畑電気鉄道広瀨線接続駅でした。月山富田城下で栄えた広瀨、山陰本線が町を通らなかったことで広瀨地区の住民が立ち上げた鉄道です。

揖屋駅。個人的には難読です。一揖(いちゆう)という言葉は知っていましたが「い」と読むのは知らなかった。1908年(明治41年)開業。

揖屋駅で列車交換。国鉄381系直流特急形電車「ゆったりやくも」ですね。381系も、もはやこの路線でしか見ることができないのでは?

最後尾は、パノラマグリーン車に改造された車両です。

乃木駅。乃木坂の乃木神社を思い出しますが、乃木希典さんは山口県生まれの長州閥です。1937年(昭和12年)開業。旧国鉄時代、国鉄史上初の女性駅長が1980年(昭和55年)に誕生した駅です。

乃木駅を過ぎると車窓には宍道湖が広がります。

奇妙な棒状のものが並んでいて、土台も繋がっている様です。何でしょうか。

来待(きまち)駅。どこかしら演歌の歌詞の様な駅名ですが駅所在地名。1929年(昭和4年)開業。駅の西側で来待川が宍道湖に注いでいます。地名は不思議なコトに東来待と西来待がありますが間の来待がないのです。

宍道駅でも「ゆったりやくも」とすれ違います。後方展望です。特急「やくも」は1時間に1本は運行されています。

1時間ほど写真を撮らなかったみたいです。宍道駅から60km離れた仁万駅。1917年(大正6年)開業。世界遺産石見銀山の最寄り駅です。駅からバスで10-15分。

米子駅から益田駅までの半分を少し過ぎた辺りです。まだまだ先が長いです。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)