※2015年8月撮影
トップ画像は、早朝の長門市駅ホームに停まるキハ40-2081。
青春18きっぷ鉄道旅vol.16、4日目、8月9日5時過ぎに長門市駅にきました。

ホームには5時28分発山陰本線小串行が既に入っています。トップ画像のキハ40-2081です。この車両、2020年2月にサッカーJリーグの「サンフレッチェ広島」のラッピング列車になったニュースが流れていました。

山陰本線の時刻表です。5時28分ではなく6時1分発なら下関行なのになぁ。しかし、7時52分の次は10時4分とずいぶん間隔があきます。

まだ暗い長門市駅駅構内。駅舎側の1番線に小串行。島式ホームの3番線に仙崎支線が停まっています。美祢線かもしれません。

始発列車が出発。

人丸駅でだいぶん明るくなってきました。1930年(昭和5年)開業。当時の駅所在地は山口県大津郡菱海村新別名字上江、何故駅名が人丸なのかは分かりません。駅周辺に人丸という地名も見当たりませんが、駅の東側に歌人柿本人麻呂を祀る八幡人丸神社があります。何か関係があるのかな。

阿川駅です。この1928年(昭和3年)開業時から使われてきた木造駅舎が2019年(令和元年)に老朽化で解体されました。残念。

コンデジのレンズカバーに不具合が発生していて(帰宅して写真をチェックするまで気が付きませんでした)左上に奇妙な影が発生しています。要は撮影時にカバーが開き切っておらず微細に写り込んでいたのです。
難読駅名で有名な特牛(こっとい)駅。前回通った時は駅名標が撮影できませんでした。今回は事前に運転士さんにお願いして10秒ほど待ってもらって駅名標を撮ってきました。1928年(昭和3年)開業。

駅名標は停車位置からかなり後方にあるのです。単式ホーム1面1線ですが、かつては島式ホーム1面2線でした。

長門二見駅の先で山陰本線の右車窓には、響灘(ひびきなだ)が広がります。宇賀本郷駅辺りで壁島が見えました。

湯玉駅。車体の首都圏色に登ってきた朝日が当たって、反射で駅名標が赤くなっています。

湯玉駅で列車交換しました。上り列車は2両編成です。後方はキハ40形ですが車番は読めません。

小串駅の手前、島々の浮かぶ海に何かが光っています。船や釣り人ではありません。何かな?
でもちょっと幻想的な風景です。

小串駅で下関行に乗り換えます。
※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。
※価格、駅などは2015年当時のものです。
(写真・文/住田至朗)