トップ画像は、西武鉄道9000系「幸運の赤い電車」。西武池袋線東長崎駅。
では、西武池袋線椎名町駅南口です。橋上駅舎自由通路を南口方面に向かうと「豊島区ゆかりのマンガ家」というショーウィンドーがあります。「トキワ荘マンガミュージアム」の開館告知ポスターや「漫画少年」の紹介などが掲出されています。

そもそもトキワ荘にマンガ家が多く住むことになったのは「漫画少年」の学童社社長の次男が新築だったトキワ荘に住んでいたことが出発点。最初に手塚治虫さんが引っ越して来た後「漫画少年」に執筆するマンガ家たちが集まって来たのです。なかなか興味深い内容です。ガラスの反射で詳細は紹介できません。是非じっくり眺めに行って下さい。
階段の手前にはお馴染みのキャラクター。

3枚連貼りなので中央の「サイボーグ009」が重複していますが、良いなぁ。欲しくなりますね~。

階段の踊り場にはもっと大きなポスター。

「トキワ荘」自体は、老朽化により1982年(昭和57年)に解体されましたが、豊島区立「トキワ荘マンガミュージアム」が、2020年3月南長崎花咲公園内に開設されました。行ってみようかと考えましたが、椎名町駅南口から徒歩約15分。往復30分。気温が35度近い猛暑日に歩くのはキツいので次の機会にします。
余談ですが、筆者は学生時代、トキワ荘の近所に下宿していた友人にホンモノの(現存していた)「トキワ荘」を見に連れて行ってもらったコトがあります。まぁ「ふつーの木造のアパート」という印象しか残っていませんが。
南口を出た正面です。左の山手通が西武池袋線を越える跨線橋になっています。

南口を外から見るとこんな感じです。頭上は山手通。

西武池袋線に沿って飯能・秩父方面に進みます。右は椎名町の駅。

振り返りました。バリアフリーのエレベーターが見えます。

さらに進みます。自動車は通れません。南口の方を見ています。

先ほどの踏切に出ました。

踏切の南に豊島区立椎名町公園があります。流石に暑い日なので遊具で遊ぶ子供たちは見えません。

みなさん、木陰で涼を求めています。大きな木々があって気持ちの良い場所です。

公園の横には三角形の古い家屋、元は店舗だった様です。

そのお向かいに「昭和三十三年創業 大衆酒場 やきとん かど」があります。

椎名町は、なかなかディープで歩くのが楽しい町でした。気取りが無くて、ちょっと暮らしてみたくなります。
では次の駅に向かいましょう。
【駅ぶら04】西武池袋線009 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)
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