トップ画像は、JR東海東海道本線掛川駅。
用宗駅11時10分発の浜松行に乗って38分、掛川駅に着きました。

こちらは東京方面。奥の跨線橋で駅舎側の単式ホームに行きます。

単式ホームの駅名標。雰囲気優先で読み辛いかな。

では島式ホームの駅名標。

掛川駅は1889年(明治22年)開業。1940年(昭和15年)二代目木造駅舎に改築。1987年(昭和62年)旧国鉄二俣線が第三セクター天竜浜名湖鉄道に転換。1988年(昭和63年)東海道新幹線の駅が開業。
天竜浜名湖鉄道の掛川駅舎が見えました。

跨線橋から名古屋方面。また天竜浜名湖鉄道の掛川駅舎が目立っています。

こちらは東京方面。掛川駅舎は見えませんね。

駅舎はホームと線路から少し離れていました。改札口です。

解体される前のオリジナル二代目木造駅舎を実見していないので、駅舎内部がどの程度までオリジナルに忠実なのかは分かりません。時刻は正午前です。実は空腹。

飲料の自販機まで木材でくるんでいます。

復元された外観、東側から。なかなか素晴らしい仕上げです。

西側にはJR東海ツアーズの建物があります。これはオリジナル駅舎復元に合わせて作られたのでしょうか。

正面。瓦葺きの屋根が美しくて溜め息がでます。

ホームに戻って駅舎の裏側を撮ってみました。軒を支える柱など、こちら側の方が見応えがある様な気がしました。

オマケ。駅前広場にあった二宮金次郎像。猛暑日の陽射しを浴びて勤勉に読書中。(笑)

函南駅の完璧なリニューアル、オリジナルを何処まで残しているかは謎ですが用宗駅のリニューアル、そして掛川駅の徹底的な復元。JR東海さん、素晴らしい仕事をされています。感服いたしました。
次の駅はJR西日本の関ヶ原駅です。ちょっと時間がかかりますね。乗り換えの浜松駅で昼食を食べて関ヶ原駅に向かいました。
【木造駅舎巡礼01】東海道本線09 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)
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