トップ画像は、JR西日本山陽本線西阿知駅。
さて木造駅舎鉄道旅3日目、2020年8月19日です。
島式ホームで下り三原行を見送ります。朝早いので朝日で筆者の影が2週間分の着替えが詰まったグリーンのトランクに伸びています。
駅舎はホームの北側にあります。渡り廊下の様に見えるのはホームから地下を通って駅舎に行く通路の上屋。
ホームから駅舎正面。駅名標が付いています。
少し西側から。屋根瓦は葺き直されているのでしょう。とても端正に揃っています。
駅名標。
1920年(大正9年)鉄道省山陽本線の駅として開業。1971年(昭和46年)貨物の取扱廃止。2020年、今年です、4月10日にみどりの窓口営業終了、翌日から無人駅になりました。四ヶ月前まで有人駅だったのですね。
エレベーター付きのバリアフリー化された跨線橋で駅舎側に渡ります。荷物を担いで階段を登り降りしなくて済むのはとても嬉しい。腰痛と膝痛をかかえる老人にはこれが一番です。
跨線橋から門司駅方面。
上り貨物列車が来ました。運転士さんがサングラスをしています。朝日が眩しいですからね。
こちらは神戸駅側。貨物列車がカタンカタンと通過してゆきます。
側線がありますがポイントからこちら側は切れています。
跨線橋から駅舎、微妙に角度が悪くて屋根全体は見えません。周囲には住宅街が広がっています。
エレベーターから降りた場所から駅舎。
反対側、エレベーターが見えます。そろそろ通勤・通学の利用者が増えてきましたがほとんどの人が地下通路を使っていました。
駅舎改札口。自動改札機があるので青春18きっぷの筆者はインターホンで連絡して通してもらいました。
本日は山陽本線西阿知駅に続いて、金光駅、大門駅、備後赤坂駅、糸崎駅、河内駅、西高屋駅、向洋駅と広島駅の手前まで進み、呉線に入って天応駅と吉浦駅を撮って三原駅に戻り宿泊というスケジュールです。この日のこのエリア、最高気温が昨日に続き37.1℃という酷暑でした。
では、次回は駅舎を眺めます。
【木造駅舎巡礼02】山陽本線18 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)



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